ミラノ発の一大イベント! 「サローネ・イン・ロッポンギ」で現代アートを体験♪
2015年10月16日~25日の10日間、港区の東京ミッドタウンにて「Salone in Roppongi(サローネ・イン・ロッポンギ)」が開催されています。今年で3回目となる同イベントは「日本、六本木からミラノへ、そして世界へ」をテーマに、建築家の中村拓志(なかむらひろし)さんとイタリアの老舗時計ブランド「PANERAI(パネライ)」が組んでインスタレーションを展開しています。
1961年から行われている世界最大の家具見本市「ミラノ・サローネ」は、ミラノ全土にわたって開催され、世界中のデザイナーが自作発表をする場になっており、新しいデザイン界のスターが誕生するかも知れない一大イベント! 「サローネ国際キッチン見本市」では、「TOTO」「キャノン」「東芝」「パナソニック」など日本の大手企業が出展しており、「ミラノ・サローネ」の規模の大きさが感じられます。そんな歴史のある「ミラノ・サローネ」を日本人に広く知ってもらうため開催されたのが、今回の「サローネ・イン・ロッポンギ」です。
「日本が誇る注目の建築家をミラノに向けてアピールしたい」との考えから、今回は中村さんがインスタレーションを務めることになりました。「美しさから生まれる強さと繊細さ、自然と向き合う真摯な考え」が国内外で高い評価を得ている若手建築家で、メディアからも注目を集めています。
そんな中村さんと組むのは、イタリア海軍専用の時計メーカーとしてスタートした「パネライ」。軍事用ダイバーズウォッチを手掛けてきた同ブランドは、精密機器の並外れたクオリティの高さに定評があり、今ではブラッド・ピットやヒュー・グラントなどが愛用する時計として多くの人から愛されています。また、レディースデザインも人気でカラフルなものも多く販売しているので、気になる方は是非チェックしてみてください♪
中村さんは今回、新たな試みとして「Diving Bell(ダイビングベル)」を展開。「パネライ」とのコラボということで、「Diving Bell」の中でイタリア海軍の任務である“潜水体験”を約80秒味わうことができます。ブランドのイメージと中村さんの「無限の空間に対する憧れ」をミックスさせたということで、中に入るとLED照明が赤からマリンブルー、そして暗闇へと変化していき、スピーカーからはダイビング特有の酸素を送る音や海軍仲間と思われる人の声が聞こえてくるという内容になっています。「どんどん暗くなってきて心細くなると同時に人類の根源に戻っていくような懐かしさを感じていただければ」と中村さんは話します。「デザインに今まで触れたことがない人にこそ体験してほしい」とも。
あなたも現代の日本が誇る最新アートを体験してみてはいかがでしょう♪
■イベント概要
名称:Salone in Roppongi
日程:2015年10月16日(金)~ 10月25日(日) 10日間
場所:東京ミッドタウン : アトリウムを中心とした、ミッドタウン、六本木エリア
主催:サローネイン六本木実行委員会
特別協賛:OFFICINE PANERAI
テーマ:「六本木からミラノへ、そして世界へ」
メディアパートナー:六本木経済新聞、赤坂経済新聞
総合プロデューサー:笹生 八穂子
メインインスタレーションデザイン:中村 拓志(NAP建築事務所)
都市で暮らす女性のためのカルチャーWebマガジン。最新ファッションや映画、音楽、 占いなど、創作を刺激する情報を発信。アーティスト連載も多数。
ウェブサイト: http://www.neol.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。