もともと『ファミ通』はゲーム雑誌じゃなくパソコン雑誌の小コーナーだった
人気ゲーム雑誌の『ファミ通』ですが、もともとはゲーム雑誌じゃなかったのをご存知ですか? 現在は『ファミ通』というタイトルですが、以前は『ファミコン通信』という雑誌名で発行されていました。
しかし、『ファミコン通信』は雑誌として生まれたのではなく、パソコン雑誌の小コーナーとして生まれたのです。つまり、『ファミ通』はもともとゲーム雑誌ではなくパソコン雑誌の小さなコーナーで、人気が出たので雑誌として独立したわけですね。
『ファミコン通信』が載っていたパソコン雑誌は『月刊ログイン』で、パソコン業界を牽引したパソコン雑誌のひとつです。『ファミコン通信』は『月刊ログイン』でファミコンゲームを紹介するコーナーとして生まれ、およそ1年後に雑誌として独立しました。1985年ごろのことなので、最近の若いゲームファンたちはこの事実を知らない人が多いと思います。
いまや『ファミ通』は世界的に有名なゲーム雑誌になりました。1985年当時の編集者たちは、『ファミ通』がここまで大きくなると予想していたでしょうか? これからも楽しいゲーム情報を伝え続けてほしいものですね。
画像: 週刊ファミ通公式サイト
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。