最近のプラモデルって凄いんだぜ? って噂を聞いたのでプラモデル作ってみた

最近のプラモデルって凄いんだぜ? って噂を聞いたのでプラモデル作ってみた

記者自身もそうだが、記者の友人には趣味人が多い。ごく自然にホビー情報に囲まれており、食費を削ってでも趣味につぎ込むという人間が多い中、食費を削らなくても大丈夫、非常に財布に優しいホビー「プラモデル」が最近熱いとの話題で持ちきりだったので、話題に乗り遅れてなるものかと記者もプラモデルを買おうかなぁとなんとなく考えていました。

そんな中、たまたま仕事で秋葉原にいく用事があったので大型電気量販店の玩具コーナーを覗いてみたところ、発売されて間もないプラモデルを見つけてしまったのだ! 記者が最近なにげにハマっているアニメである『ダンボール戦機』の『LBX ジ・エンペラー』が店頭に普通に並んでいるではないか!今日は見るだけのつもりだったハズが、気がつけば購入していました。

ちなみに『ダンボール戦機』とは『レイトン教授』シリーズなどでおなじみの『LEVEL5』が6月にPSPで発売予定のゲーム。そのゲームに先行する形でアニメ化され絶賛放映中なのです。古くは『プラレス三四郎』や『プラモ狂四郎』にハマった方、もうちょっと若い世代では『エンジェリック・レイヤー』や『メダロット』にハマった方にはたいへんおすすめできる内容で、簡単に言ってしまうとガンダムなどの大型ロボットではなく、手のひらに乗る程度の大きさのプラモデル同士が戦うという玩具好き、ロボット好きの記者には、どストライクな内容となっているのです。

そんなアニメで、さらに好きな機体のプラモデルを見つけてしまったからには購入するしかありませんでした。今日の予定の後先も考えず購入してしまったプラモデルが入った量販店の手提げ袋をぶら下げながらクライアントとのミーティングを済ませる記者。もうプラモデルが気になって気になって仕方が無く、ソワソワしすぎて上の空。ミーティングが終わる頃にはもう、プラモデル作りたいテンションはマックスになっていました。

実はプラモデルを購入する際に、こっそりとニッパーも新調していた記者。そう、記者の手提げ袋の中にはプラモデルとニッパーが入っているのです。もう今作るしか無いでしょうコレは。きっとそういう事なのです。秋葉原で、少々居座っても迷惑があまりかからないであろう場所。秋葉原……そう、メイド喫茶ですよね、ここは。

夢が詰め込まれた手提げ袋をぶら下げた中年男は、プラモデルを今までお預けくらって興奮気味。高まる胸、荒ぶる息を抑えつつもテーブルにつき、コーラを注文すると同時にテーブルの上に早速プラモデルを広げ始めました。もう我慢の限界。玩具を手にして家まで我慢できるほど大人ではないのです。

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でてきたコーラを飲みつつ作業開始! お!? 早速スゲー! なんと箱の裏にはゲームに使用する盤面が印刷されており、完成したプラモデルを駒として使用し、ゲームができるようになっていました!

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しかし非常な残念な事に、記者の友人ネットワークの中には、このプラモデルバトルに付き合ってくれそうな友人はいません……今の小学生とかは自分で作ったプラモデルでバトルが出来るのか? 畜生、羨ましいではないか……。と気を取り直して作業作業……何!? またまたスゲー! ランナーとパーツの繋ぎ目が薄い! 細い! これは手でもぎ取るようにちぎっても、ある程度キレイにできてしまうのでは? と思い、本体に支障のない切り離し部分でテストしてみる。グググ…と反ったかと思ったらパキン!とキレイに割れた。切断面はとてもキレイ! これなら子どもが手で引きちぎって素組するだけでも充分なクオリティで完成しそう! 現代技術の進化が、こういったホビーの分野にまで反映されるとはただただ感謝するばかり! しかしニッパーを購入したばかりの記者は、手で引きちぎるような無粋な真似はしません。買った玩具を家まで待てないのは認めますが、まがいなりにも大人です。ここは丁寧にパーツを切り取り組み立てていきます。

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そうこうするうちにメイドさんが「何か飲まれますか?」と注文を取りに来ました。秋葉原某所にあるこの喫茶店は1時間毎に1オーダーというのが鉄の掟。コーラを注文してからかれこれ1時間もプラモデルと格闘していたという事ですか。まだまだ居座る為にメイドさんに烏龍茶を注文し、これからの1時間でプラモデルを完成させたいなぁと思いつつ作業を続ける記者。

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パチパチと組立作業は順調に進み、次に注文を取りに来るであろう時間まで15分の余裕を残して本体は完成しました。2時間弱もの間熱中し、無心で集中する事ができるプラモデルというホビー。財布にも優しいし記者としては是非是非おすすめしていきたいと思います。

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ちなみに記者はもう、次は何を作ろうかとカタログとにらめっこしています。
※この記事はガジェット通信一芸記者「森田飛助」が執筆しました。

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