『オデッセイ』リドリー・スコット監督の貴重なスケッチを入手 原本はNASAの新型宇宙船に搭乗
リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で描く超大作『オデッセイ』(2016年2月5日全国公開)。現地時間10月2日(金)に全米3831館で一斉に公開され、4日(日)までの3日間で全米興行収入5430万8575ドルを記録。秋興行記録の『ゼロ・グラビティ』に迫る勢いで、その週トップの大ヒットスタートを切った。
脚本から主撮影まで、NASAがプロジェクト全般において重要なコンサルタント、アドバイザーを務めた本作。そんな縁もあって、昨年12月に打ち上げられた宇宙船オリオン号の試験飛行に、スコット監督によるイラストが描かれた脚本の表紙が搭載したそうだ。
オリオン号は、人類の火星探査に向けた第1歩として、宇宙へ人間を運ぶために設計された次世代型宇宙船。「NASAは我々のためにレッド・カーペットを用意してくれた」と製作総指揮のアディッティア・スードが明かすように、監督が描いた主人公マーク・ワトニー(マット・デイモン)のスケッチが宇宙へ送り出された。スケッチには、原作のセリフから「この惑星を科学の力で打ち負かすぞ」という強い意志が描かれている。
映画では、火星での有人探査の最中、宇宙飛行士ワトニーが猛烈な嵐に巻き込まれて死亡したと推測され、残りの乗組員は火星を去ってしまう。しかし、なんとか生き延びていたワトニーは、厳しい環境の惑星でたった一人取り残されたことに気づく。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない状況で、彼は知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、4年後のNASAの救出まで生き延びようと決心する。2億2530万km離れた地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが彼を生還させるための努力を続けるが、その一方で、ワトニーのチーム乗組員たちもまた、不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画する。
マット・デイモン主演『オデッセイ』予告編(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=dSa79mbjjac
映画『オデッセイ』公式サイト:
http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
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