プレイステーションネットワークの最新情報「高度なセキュリティを実現するための検証中」
以前から障害が発生し、インターネット接続ができない状況になっているプレイステーションネットワーク。復旧しないとプレイステーション3やPSPでゲームを購入することができず、プレイステーション3のあらゆる部分においても不便な状態が続いています。
運営元のソニー・コンピュータエンタテインメントは5月7日に「より高度なセキュリティを実現するために必要な監視機能に加え、データ保護や暗号化の強化に時間を要しております」とコメントしていましたが、5月12日にも新たなコメントが発表されました。
<日本国内における“PlayStation Network”/“Qriocity”のサービス再開の進捗状況>
“PlayStation Network”および“Qriocity”の障害が継続しており、誠に申し訳ありません。先日の最新情報でお伝えしました通り、今後のサービス再開につきましては、お客様に対する安全性を確保した上で地域ごとに段階的に実施する予定です。日本国内にて可能な限り早期にサービス再開ができるよう準備を進めておりますが、現在、より高度なセキュリティを実現し安全性を確実なものとするための検証を行っている段階です。サーバーは、より安全性の高い施設への移設を完了し、さらに暗号化の強化、新たなファイヤーウォールの増設など、お客様が安心して再び“PlayStation Network”と“Qriocity”をご利用いただくために、最大限の対応をしております。また、サイバー攻撃の早期発見を促す警告システムの導入やモニタリング、脆弱性の排除を目的としたシステムのアップグレードを施し、お客様の大切な個人情報を守るために情報管理を徹底するための体制を整えております。お客様に対する安全確保を万全のものとするために、今しばらくの時間をいただくことになりますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。最新情報につきましては、当サイトにて随時ご案内いたします。お客様およびパートナー企業の皆様に、ご不便とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
※ソニー・コンピュータエンタテインメント公式サイトより引用掲載しました
内容的には、5月7日のものとほとんど変わりないと思われます。つまり、新しい情報は入っていません。「日本国内にて可能な限り早期にサービス再開ができるよう準備を進めておりますが、現在、より高度なセキュリティを実現し安全性を確実なものとするための検証を行っている段階です」とコメントしていることから、まだまだ時間が必要であることを遠まわしに伝えているようにも感じます。
早期の復旧はとても嬉しいのですが、セキュリティが完全に安全になってから再開してほしいのも確かです。ここはパーフェクトな状態になるまで再開されないと考えたほうが良いでしょう。よって、時間はまだまだかかりそうですね。
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