スクエニ新作!?野球に興味が無い記者でもハマった野球ゲーム『やきゅコレ』
今日はモバゲーサイト内で見つけた、リリース間もないゲーム『やきゅコレ』を紹介したい。しかし当記者、実は野球に全く興味が無く、「シーズン中の野球延長はできたら辞めて欲しい」派なのだ(見たい番組がズレこむのがツラいのですよ……)。
しかしこのゲームはあのスクウェア・エニックスグループがリリースしているということもあり、ちょっと気になっていたタイトル。記者は、ケータイゲームがほぼ初めてなので、その点がいささか不安ではあるが……。
野球カード育成ゲーム やきゅコレ 基本無料:@nifty
http://www.nifty.com/yakyu-co/
――ともあれ、実際に遊んでみる
まずは、自分のチームの属性を決めるところから始まる。どうやら「打撃タイプ」「守備タイプ」「走力タイプ」と3種類のタイプがある模様。「野球よくわからないけど、打撃選んでおけばいいんでしょ」と思いつつも、疑問がぬぐいされない。
先に『やきゅコレ』をプレイしている友人に聞いてみると「良く知らないとみんな『打撃タイプ』を選ぶんじゃないかなー。へへへ。でも、ヘルプをよく読めばわかるんだよね」と意味深発言。
なかなか教えてくれないので自分でヘルプを読んでみる。
ヘルプの『チームタイプ(相性)とは?』を読んでみたところ、『打撃』は『守備』に強く『走力』に弱いらしい。つまりは、『打撃』>『守備』>『走力』>『打撃』というジャンケン的要素があるという事が判明。
いろいろ深読みし、『走力タイプ』を選択してチーム作成。とはいっても、これは「走力重視の選手が多めに配置されている」ということらしい。だから、後から自分のチームの特性を変更することは可能なようだ。
何をしたら良いかわからないで始めたものの、最初にやることはチュートリアル化されているので、美人マネージャーの“いいなり”のまま、進んでいけた。なぜかチーム全員で包帯を買いに行かされたり、ラーメン屋でお手伝いしたり、という展開ではあるものの「マネージャーが言うのならば」とチーム一丸で取り組んだ。
ゲームを始めて数十分だろうか。まだ初めて間もない時間であるにもかかわらず、ほかのユーザーからの「応援」や試合などがたくさん申し込まれた(試合はクエストの合間に発生するらしい)。わからないながらも勝ち負けがなかなか楽しい。
ゲーム攻略要素としては先に述べた「クエスト」による“チーム強化”や“選手の能力アップ”といったシミュレーション的内容、そしてこのゲームのメインであろう“ガチャ”が挙げられる。
“ガチャ”を回すことで新しいカードが出てくるのでいろいろなタイプの選手を集めることができる。1日1回の無料ガチャも用意されているほか、ゲーム内通貨、リアルマネーのそれぞれでガチャを回すことも可能になっている。そのほかカードを合成して強い選手を作ることもできるという、某女神転生的な要素も入っているようだ。
――これまでの『野球ゲーム』のイメージとは違うかも
この『やきゅコレ』、自分のチームを育ててリーグ優勝を目指すというケータイ専用のゲームだ。
しかし『やきゅコレ』はカードゲーム要素がとても高い。というより野球のルールはほぼ無関係と言っていいかもしれない。
発生する試合は自動で進むので、プレイヤーはスコアボードの展開に集中することができる。つまり野球のルールを知らなくても遊べてしまう内容なので、記者のような野球素人でも、割合簡単にこの世界に入っていけるのだ。逆に野球好きの人は、「野球要素のカードゲーム」として、自分だけのベストチームを作ることに専念する楽しみがあると言えよう。
基本的にボタンを押してるだけで進められるので、ちょっとした移動中や休憩中などの「スキマの時間」に気軽に楽しめる。こうした親切仕様のためか、ゲーム全般になじみのない女性ユーザーも遊んでいるようだ。実際にもギャル系のアバターのプレイヤーが、かなりの割合で「応援」をしてくれていた。
――先生、限定カードが欲しいです…
とかく野球というと、男だけの世界というイメージがあるが、このゲームに限ってはコミカルかつポップな仕上がりになっている。
さらには、オープニング記念キャンペーンにアッキーナこと南明奈さんがキャラクターとして登場しているのも興味深い。
なお、『アッキーナ限定カード』を手に入れるには、専用のクエストをクリアする必要がある。
正直、記者がこのゲームに手を出した切っ掛けを打ち明けると……スクウェア・エニックスというブランドも多少あるが、『アッキーナ限定カード』という部分に、多少なりとも興味をそそられたからだったりする。
コントローラーを握りしめ、時間をかけて試行錯誤するゲームももちろんアリだが、このシンプルさも悪くないと感じてしまった。ケータイゲームにはもともと興味が無かった記者ではあるが、移動中など、思い出したようにライトに始められるのはケータイゲームならではだな、と思った。
今回の『やきゅコレ』が入口となった記者のケータイゲーム体験。ハマり続けている人の気持ちが、ほんのりとわかるようになってきた、今日この頃である。
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