スマート・タグでもう迷子にならない!犬用ウェアラブル「DOTT」
ロスアンゼルスに進出した香港のスタートアップ会社から、アメリカ市場に向けて迷子犬をなくすバーチャル・リード「DOTT」の開発が発表され、多くの出資者の注目を集めている。
・迷子を未然に防ぐ! 犬用スマート・タグ
大きな公園でリードをつけずに犬を散歩をさせている時に、犬が突然迷子になったことはないだろうか?家族と同じぐらい大切な飼い犬が事件や事故に巻き込まれない為に、スマホとつなぐバーチャル・リード「DOTT」は開発された。
首輪に付けられるタグのような形状の「DOTT」。最新の Bluetooth を使って、スマホと「DOTT」をつなげれば、準備完了。
散歩中に犬が飼い主の元を離れると、「DOTT」がスマホに居場所を教えてくれるので、公園中を探しまわる必要がない。
・強力な助っ人!「DOTT」のユーザーコミュニテイー
しかし、Bluetooth はGPS と違って、あまりに遠くに行ってしまうとシグナルを拾えないのがネックとなる。
そこで頼りになるのが「DOTT」のユーザーコミュニテイーだ。スマホからクリックひとつで“迷子犬レポート”ができ、他の「DOTT」ユーザーの近くを飼い犬が通りかかると、自動的に位置を報告。地図上に行き先が現れるので、遠くに行ってしまった犬も簡単に見つかる。
・香港からアメリカ進出へ
すでに「DOTT」は香港で実用化されており、香港ディズニーランドで行われたペット・イベントではテクノロジー・サービス・プロバイダーに選ばれた実績もある。
ユーザーコミュニテイーを広げ、より高度なサーチ機能を得る為、アメリカに進出。1万ドルの資金調達目標を掲げKickstarterでキャンペーンを始めた。サイト上からは、早々に約1.5倍の1万4000ドルが集まっている。
「DOTT」の販売価格は25ドル。(日本への送料は5ドル)バッテリーは6ヶ月連続使用可能だ。
「DOTT」ユーザーが世界中に広がれば、それだけサーチ機能が上がる。日本の公園で、ユーザー同士の交流が始まる日も近いのかもしれない。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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