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計画停電が首都圏のITを揺さぶる……無知を食い物にするモノたち

また運用や導入を甘く見ると……いくらお金をかけて“いいシステム”ができたとしても運用でつまずきます。そうするとそのシステムは“動かない”ことに。

計画停電が回避されるのではないか。夏までは企業の自主的な努力でなんとかなるのではないか。そんな予測もありますし、やはり逼迫(ひっぱく)すれば計画停電は実施されるのではないか。そうも言われます。すべてはお天道様次第(気温次第)かもしれませんけれど。

今回の計画停電はいろいろな意味でITを揺さぶりました。余震も続き……製造業はひどいダメージです。

前回は中小企業を直撃したサーバーの移転問題。今回は小さな会社を揺さぶった話。
背景にあるのは“不安という名の見えない刃”たと私は思っています。漠然としたモノではなくすでに“刃”と化した不安感。それが経営者を、担当者を短期間での無理な移動や運用、新システムの導入や稼働へと突き進ませる。

首都圏のITがこれからどうなるのか。今まさに各社のシステム担当者達がつきつけられた要件に頭を悩ませ……提案を待っている状態だったりします。
今回みたいな不釣り合いな詐欺まがいの話ではなく、ちゃんとした話であるならば……それはひとつのビジネスチャンスなのかもしれません。きちんとした判断を下せるよう、経営者は信のおける知識ある部下を持つか、専門の部署を育てるなりしていた方がいいかもしれません。

少なくともサーバーを“大きなパソコン”程度に考えていると、これからは“食われる”側に立ってしまうことになるかな……なんて私も思っています。経営者であろうと……政治家であろうと……人の上に立つ者は「知らない」ではもはやすまなくなっていくかな……と。

きちんとした提案があったとして受ける側がそれを受け止める力がないとしたら……これからの時代を生き延びられなければならないのではないか。そうも思います。

●P.S.
まぁ……そんな最中で私も仕事をしていたため……先日ついついいらん反論をしてしまいました…… *4 。

*4:バグらないシステムを作れと言うなら失敗しない経営者を探してきてくれないか『Amazonの悪魔』
http://konozama.jp/amazon_devil/2011/04/post-197.html

私もまだまだ未熟です。計画停電があったからこそ既存のシステムに潜むリスクが顕在化しましたので、それに対処していく……それもまたシステムの仕事なのですけれど、開発とインフラ両方に顔を突っ込む身としてはそれ以外のリスクにも頭を悩まされています。

いずれそのあたりの話を書く機会もあるかと思います……。

執筆: この記事は今回はみやびさんのブログ『Amazonの悪魔』からご寄稿いただきました。

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