河原町朝ごはん:日本庭園を眺めながらいただく京御膳――京都ホテルオークラ『入舟』(はんなり度:★5 雰囲気:★5)

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ガジェット通信スタッフがおすすめする朝食をレポート。本日紹介するのは京都・河原町の『京都ホテルオークラ』にある「入舟(いりふね)」さんです。

朝食レポ:入舟

世界に通じるホスピタリティを有する『ホテルオークラ』。特に国内外問わず、“和”を求めて観光客が訪れる『京都ホテルオークラ』に、京料理『入舟』はあります。

■朝食時間:7:00~10:00
■アクセス:地下鉄東西線「京都市役所前駅」直結

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たべたもの「和朝食」

■たべたもの:和朝食
■値段:2970円
■内容:小鉢……胡麻豆腐、いくら
       白身魚南蛮漬け
       皐月和え
       浅利時雨煮
    薫物……冬瓜、はんぺん、鶏丸、銀あん
    焼き魚……カラスガレイ味噌幽庵焼き
    出汁巻き玉子
    茶がゆ
    赤出汁味噌汁
    香の物

■たべた日時:2015年8月18日火曜日9時30分入店

★★★★★:

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どのお料理も味わい深く、ひとつひとつゆっくりと味わっているだけで、優雅な気分に浸れます。

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もっちりとした胡麻豆腐とプチプチと弾けるイクラは、それぞれ異なるまったり感をわさびがキリリとしめて、飽きのこない味に。南蛮漬けは柔らかくさっぱりとした酸味で箸が進みます。皐月和えは、豆腐と酢が合わさって、マヨネーズのような味がしました。しかし、マヨネーズよりずっとまろやかで優しい味。シャキシャキのインゲンやレンコンの味がしっかり活かされています。浅利時雨煮は濃すぎない味付けで、いつまでも口の中で味わっていたくなりました。

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薫物は、箸がスッと抵抗なく入るほど柔らかく煮込まれており、どの具材も口の中でホロホロとほどけます。ホゥッと息を漏らしてしまいそうなくらい、出汁の味が染み込んでおり、食べきってしまうのが惜しい気持ちに。余韻まで堪能させていただきました。

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焼き魚はほっくりとした食感で、程よい味噌の味が魚の甘みを引き立たせていました。玉子焼きにガリが添えられていたのは正直驚きましたが、甘めの玉子焼きにガリの辛味と甘酸っぱさはとてもよく合っていて二度びっくりしました。

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お味噌汁は合わせ味噌と赤出汁、ご飯は普通のご飯と茶がゆとが選べます。筆者は赤出汁と茶がゆを選択。茶がゆは初めて食べました。米がほうじ茶で噛まなくても良いほどに柔らかく炊かれており、香ばしくも優しく、さっぱりとした味わい。身体にほっこりと染み入るようでした。香の物の梅干しは塩漬けのようでしたが、茶がゆの梅干しはシソ漬けで、とても茶がゆにマッチングしていました。

お店の雰囲気とサービス

★★★★★:

落ち着いた和の空気が漂う店内。窓の外には奥に京都の山々を臨む日本庭園。朝からリラックスした気持ちになれる空間です。スタッフの方の目配りもとても行き届いており、気持ち良く食事ができました。

「料理のお品書きはありませんか?」と伺ったところ、わざわざ料理長に確認してプリントしたものを下さり、丁寧な対応にとても感激しました。

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評価

ボリューム:茶がゆが2杯分くらいあったので少々多め。
オーダーの早さ:5~10分程度
混雑具合:平日で朝食時間の終わり頃だったせいか、割と空いていました。

※データ・掲載情報は取材日時のもので、変更されている場合があります。
※記事内容は記者自身の感覚に基づくものです。

詳細情報

店名:京料理「入舟」
朝食メニュー:

すっぽん小鍋のこだわり朝食 5940円
和朝食 2970円

電話:075-254-2537
場所:〒604-8558 京都市中京区河原町御池 京都ホテルオークラ6F
席数:112席
店舗情報:http://okura.kyotohotel.co.jp/restaurant/breakfast/[リンク]
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Nagaya Ayaka

若いうちはなんでもやっとけー! とがむしゃらに生きている20代女です。 趣味は旅行と読書、創作活動、そして酒。夢中になると大変なことになるので、いつも控えめに過ごしております。

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