ソーセージを挟んだパンがなぜ「ホットドッグ」という名前に?

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温めたソーセージを細長いパンに挟んだホットドッグ。直訳すれば「熱い犬」ですね。考えてみれば、犬はまったく関係ないのに、なんでこんな名前になったのでしょう。その名前の由来についてはいくつかの説がありますが、ホットドッグが誕生したのはアメリカということは共通しています。

由来について有名な説のひとつが、1900年頃にハリー・スティーヴンスという人が、初めてホットドッグを作ったというものです。ニューヨークのポロ競技場でスナックや飲み物などを売る仕事をしていた彼は、ある寒い日、ロールパンにソーセージを挟んで売ることを思いつきます。そのソーセージは細長い形から“ダックスフント”と呼ばれていたので、「アツアツのダックスフントソーセージをどうぞ!」と大声で売り出したところ、大人気の商品に。やがてフットボール会場や野球場でも売られるようになっていきました。
そして1903年、スポーツマンガ家のT・A・ドーガンが、ソーセージの代わりに本物のダックスフントがパンに挟まっているマンガを描き、「ホットドッグをどうぞ!」というタイトルをつけました。このマンガが評判になり、ソーセージを挟んだパンのことをホットドッグと呼ぶようになったそうです。この名前が広まったおかげで、犬の肉が混じっているというデマが流れて、売り上げた落ちたこともあったとか。しかし、多くの人から愛されたホットドッグの人気は世界中に広まっていったのはご存知の通り。中国語でも「熱狗(熱い犬)」というそうです。

ちなみに、ソーセージに小麦粉などの衣をつけて油で揚げたものを「アメリカンドッグ」と呼んでいますが、これは日本独自の名称でよくある和製英語のひとつです。アメリカをはじめとする多くの他の国では、衣に小麦粉ではなくコーンミールを使うことから、「コーンドッグ」と呼ばれています。

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