【どっちのミカタ?】流血して退場する選手を拍手で見送るのは、おかしい?

高校野球1
世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ(味方・見方)」をしているのか?アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ?」。
8月9日、第97回全国高校野球選手権大会の1回戦、中越VS滝川第二の試合が行なわれ、6回無死一、三塁の場面で、アクシデントは起こった。一塁走者の山名くん(滝川第二)が、セカンドゴロの間に二塁へ到達する直前、中越のショートがダブルプレーを狙って一塁に投げたボールが、至近距離で山名くんの顔面にあたった。 送球を顔面に受けた山名くんはそのままグラウンドへ倒れこみ、額から流血。甲子園が一時騒然となった。 
そして担架で場外へ運ばれていく際、山名くんのガッツを讃え、観客からは惜しみない拍手が送られた。しかし、ネット上では、負傷した選手へ拍手を送る観客の姿に「なんで退場で拍手?」「気持ち悪い」「怖い」などと疑問の声が上がった。
そこで今回のテーマは、流血して退場する選手を拍手で見送ることについて、おかしい?おかしくない?結果は、ご覧の通り・・・
高校野球2(n=583)
「おかしい」と答えた人は163人。「おかしくない」と答えた人は420人と、全体の約7割の人が「おかしくない」と回答した。

「おかしい」と答えた人の意見は、こちら!

「拍手をするなら、負傷した選手がプレーを続行した場合だと思う。担架で退場する選手に拍手をすると、負傷を喜んでいる感じがする。」(43歳/男性/会社員)
「そこは拍手じゃなく心配をしてしかるべきでしょう。常識で考えればわかること。拍手は、おかしいですよ。」(37歳/女性/専業主婦)
「本来『拍手をする』ことは、その相手に敬意を払って褒め称えることであり、今回のプレーに拍手するということは、拍手した人々は奨励していることになると思います。ケガをした本人はもちろんご家族の心中を察すると、危険なプレーは避けた方が良いと思う。高校野球はあくまでも高校生の部活動だと考えるので。」(41歳/男性/会社員)
「頑張れという声援を込めた拍手なのだろうが、やはり拍手という行為がそもそも意味するものを考えると、おかしいと感じる。」(61歳/男性/無職)
「以前から不思議に思っていた。退場された方は不運な事故で運ばれているのに、何故そこで拍手なのか、拍手とは祝福や激励であって、不幸のどん底の人にするのは、どうみても異常だと思う。」(39歳/男性/会社員)

「おかしくない」と答えた人の意見は、こちら!

「試合で真剣に戦って負傷した人に声をかけるよりも拍手をおくり讃えることの方が正しいのではないでしょうか。何故、違和感を感じるのか、そっちの方がよっぽどおかしく思います。」(51歳/女性/専業主婦)
「その試合は観ていないが、健闘した選手に拍手を送るのはスポーツでは良くあること。雰囲気をみれば気持ち悪いと思わないと思う。違和感を感じる人は、拍手している事実だけを感じて、何でされているのか感じ取ることができない想像力がない人だと思う。」(32歳/女性/会社員)
「何もおかしくない。昔からの野球観戦における観客のマナーだ。『怪我を治してグラウンドに戻って来て下さい』との、治癒を願う激励の拍手だ。」(47歳/男性/会社員)
「退場したことではなくガッツを見せたことへの拍手だろうし、球場では声援もあったのではないかと思う。シーンとした中で退場する方が気持ち悪い。細かいことをいちいちネット上に書き込んでるやつの方が気持ち悪い。」(35歳/男性/その他)
「怪我をしなければ、もっと活躍できたかもしれない選手が、退場しなければならない悔しい気持ちを想うと、声かけなどもできない観客は、拍手で応援しただけ。」(40歳/女性/専業主婦)

今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか?

(written by けいぼう)

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