早稲アカのブランドムービーが2本とも泣ける
ユーチューバーになりたい。多くの注目を集める人が動画共有サイトから輩出されているいま、福岡出身のお笑い芸人以外にも同じ気持ちを抱いている人は多いことだろう。
自作のコンテンツを発信する手段の多様化が進み、映像に限らずあらゆる形式の作品を全世界に発信しやすくなった。それは個人に限ったことではない。企業や自治体にとっても、PRやイメージ向上のためにこれらを発信することがさらに簡単になった。
映像作品を広く発信することができるようになって、15秒のTVCMよりもずっと長い映像が制作できるようになった。尺が伸ばせることで、登場人物の情感が細かく描写されるようになったり、WEB上にあることで、ユーザー自ら選んで観てもらえるような作り方が必要になり、広告めいた内容をいれこむこともなくなったりと、今後も様々な進化が期待できそうだ。
「進学塾」の枠を超えるユニークな切り口で様々なブランドを構築してきた早稲田アカデミーでも、6月23日から1分30秒程度のブランドムービーを2本立てで公開している。これは早稲アカの教育理念にある“本気でやる子を育てる”をテーマにしたもので、制作はなんと映画「三丁目の夕日」や「永遠の0」などに携わってきた映像プロダクションの“ROBOT”が手かげている。監督の柴田大輔氏もまた、人気上昇中のCMディレクターだ。
同塾の対象である小学生を主人公にした“へんな生き物”篇と、高校受験を控える2人の女子中学生にスポットをあてた“走れメロス”篇は、どちらも90秒という長さを決して無駄なものにさせないムービーとなっている。
小学生男子特有の意味不明な行動を理解できずにいるお母さん。いろいろなところから飛び降りてみたりダンボール箱の中に閉じこもって出てこなかったり、息子の「へんな生き物」ぶりに首を傾げる毎日を送っているが、息子が放ったある一言によって、これまでの一見理解ができなかった行動のすべてがひとつの目的に向かっていたことがわかる。
中学校の陸上部で仲の良い女生徒の「れん」と「まりこ」。90秒もあれば、登場人物に役名が与えられるのである。いつも一緒にいたふたりだったがある日、まりこは新しい目的に向けて一人歩きだしてしまう。最初は戸惑い激怒したれんだったが、再び前を向きなおしてまりこを追いかけることを決心する。2人の美しくも儚い友情と最後に芥川龍之介の著書「走れメロス」の一節が浮かび上がるシーンには注目だ。
1975年の創業以来、“子供たちの夢を叶えたい!”という情熱をもって、子供たちとともに目標に立ち向かってきた“早稲アカ”。創業から40年間子どもたちの夢の実現をサポートしてきた早稲アカの想いを、2本のムービーから感じてほしい。
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