中国独自の「そっくりソーシャルサイト」とか「そっくり動画投稿サイト」を訪問してみた
中国の動画投稿サイト『bilibili DOUGA・春』を訪れてみたところ、どこかで見たことのあるサイトデザインに、見覚えのあるキャクターが描かれています。
察しの良い方はわかったと思いますが、『ニコニコ動画』にソックリなのです。投稿されている動画も『ニコニコ動画』に投稿されたものが転載されているなど、このままで大丈夫なの? と感じてしまいます。
さらに実際投稿された動画を見てみると、動画プレーヤーが潔いまでにソックリ! コメントの“大きさ”や“色”や“位置”が指定できるのも一緒、本家『ニコニコ動画』と同様に人気の動画に対する中国語の弾幕も確認することができます。日本でもコメントが流れる動画サイトは『ニコニコ動画』のほかにもありますが、プレーヤーやレイアウトがココまでソックリなサイトは見たことがありません。
こちらも、中国で独自に展開されてるソーシャルサイト『fanfou.com』*1 のスクリーンショットですが、皆さん「あれ?」って思いませんか。そうです、こちらは旧『Twitter』にソックリなデザインなのです。
何故このようなソーシャルサイトを独自に作らなければならないかというと、中国では『Twitter』や『Facebook』などのサイトがアクセス規制されている事情があるからなのですが、ここまで似ていると、他の国にはパクリサイトとして認識されてしまいかねませんよね。
ここには載せていないのですが、『Xiaonei』という『Facebook』にそっくりなサイトは2005年に開設され、今では名前を『Renren』*2 と変え中国ナンバー1のSNSになっているそうです。いろいろな事情があるとはいえ、ここまで似せる必要があるのかと思ってしまいます。
*1:『fanfou.com』
http://fanfou.com/
*2:『Renren』
http://www.renren.com/
※この記事はガジェ通一芸記者の「masamasa」さんが執筆しました。
●masamasaさんプロフィール:2輪4輪問わず、モータースポーツ関連のレポートを得意としています。見てる人に「モータースポーツは楽しい!」と知って頂けたら幸いです。
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