上司の「できませんじゃなくて、やれ!」問題 「やる前からできないと言うな」と冷ややかなコメントも

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上司の「できませんじゃなくて、やれ!」問題 「やる前からできないと言うな」と冷ややかなコメントも

キャリコネニュースが6月4日に配信した記事「上司の『できませんじゃなくて、やれ!』に部下が反発」には、ネット上で大きな反響があった。配信先のニコニコニュースでは、1000件以上のコメントが寄せられた。

記事では、上司から仕事を頼まれた部下が「できません」などと答えたところ、「できませんじゃなくて、やれ!」と言われたという話を紹介。無理難題を押し付ける上司に、部下が「お前がやれよ」と立腹する内容だ。
「限界まで努力をしないと実力はつかない」

いつの時代も上司と部下というのは、なかなかうまくいかないものだが、ニコニコニュースでは部下を諭すコメントも多数見られた。「できません」と答えるのなら、なぜそれができないのかを説明しなくてはいけない、というのだ。

「やる前からできないって言うのは自分が無能って言ってんのと同等。他に抱えてる案件があるなら優先順位を上司に確認すれば良いのよ」

中には、上司の指示に「できません」と答える人の9割は「仕事を前にして条件反射で『できない』と言う」と指摘する厳しい意見もあった。「限界近くまで努力しないで回避する奴って仕事の実力つかないよね」と、成長にはある程度の無理は必要という考えの人もいた。

しかし、どんなにできない理由を説明しても、頭ごなしに命令してくる上司もいるものだ。

「(できない)根拠示してもやれっつーんだよ。まあ納期までにはできるんだよ。サビ残すればな」

と嘆く人もいた。残業代も出さない職場で「残業してでも終わらせろ」と言われても、無力感ばかりが募ることだろう。
上司の言い方一つで「人生観変わった」という人も

また、無理な仕事を振るにしても「言い方が重要」という声も多い。頭ごなしに命令しても部下は反発するだけだというのだ。

「命令じゃなくてお願いの形にする上司は気遣いができる人(経験則」

上司に「責任はとってやるからまずはやって失敗してみろ。そこから同じ失敗をしなければいい」と言われて、「人生観が変わった」という人も。無理なことに挑戦するにしても、上司がバックアップしてくれるなら、安心して臨めるものだ。

太平洋戦争時の連合艦隊司令長官、山本五十六の名言を引き合いに出し、「言ってみせ、やって聞かせて(ry)に尽きる」という旨のコメントも複数あった。まずは自分が手本を見せて説明し、やらせた結果をほめなければ人は行動しない、というものだ。

しかし上司には、すべての部下に手本を見せておだてるヒマなどない。新しい領域のビジネスなど、上司が経験したことのない仕事を部下に指示することも増えている。

「結局みんな自分に優しくて甘えを許してくれる上司につきたいんでしょ? そういう人って本当に大事なことって回ってこないから楽だね」

と、逃げ腰な部下の姿勢を冷ややかに見るコメントもあった。

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