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SIMロック解除義務化のルール au編

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総務省は、スマホの「SIMロック解除に関するガイドライン」を今年の1月に改正し、5月以降に発売する機種からSIMロックの解除を義務化しました。改正により、ユーザにはどんな影響があるのでしょうか。auのケースをみてみましょう。
蚊帳の外から大きく前進したau
これまでauは、SIMロック解除に対応した機種を出してきませんでした。
なぜなら3Gの通信方式が、ドコモやソフトバンクのW-CDMA方式と違って、CDMA2000だったためです。他社のSIMカードやスマホが使えないため、SIMロック解除に対応してもなんのメリットもなかったのです。

しかし、時代は3GからLTEヘと変わってきました。LTEの周波数帯は各社で若干の違いはあるものの、ドコモ・au・ソフトバンクとも同じ通信方式になったので、auもSIMロック解除に参戦です。

今回の改正による新ルールの内容を見てみると、ドコモとほぼ同じ「購入から180日」は、SIMロック解除ができない制限がかかっています。海外渡航時に現地の安いSIMカードを使いたい人には、不便で仕方ない縛りです。 今後の改善が待たれます。

 

 

改正後

パソコン

無料

auショップ

3,240円

手続き開始可能期日

購入から180日後より受け付け開始

 

現時点では、iPhone・iPadへの言及はありません。
しかしながら総務省のガイドライン内を見ると、iPhone・iPadにも対応せざるを得ないと思います。

ガイドラインでは、対象となる端末を以下のように定義しています。
① 事業者は、原則として自らが販売した全ての端末についてSIMロック解除に応じるものとする。
② ただし、SIMロック解除を行わないことが公正な競争又は利用者の利便の確保に大きな支障とはならないと考えられるものについてはこの限りでない

詳細は新機種発表時に分かると思いますが、これはドコモと同じく期待できそうです。

 

実は対応しているW-CDMA
前述したように、auは3Gの通信方式が他社と違い、W-CDMA方式には非対応でした。
しかし、auのホームページを確認すると、SIMロック解除可能な夏モデルはW-CDMA方式に対応しているのが分かります。

SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧

これは元々、国内向けではなく海外利用時のローミング(海外の携帯電話会社の電波をレンタルすること)を考慮して搭載されている周波数ですが、SIMロック解除に対応したことで、ドコモやソフトバンクでも使える可能性が出てきました。

蚊帳の外にいたはずのauが、総務省の働きかけやローミング用の周波数などさまざまな要素により、SIMロック解除に本腰を入れてきたと受け止めることができるでしょう。

今回の大きな一歩を受けた今後のauの展開は、大きな希望が持てそうです。

次回はソフトバンク編をお届けします。

 

【参考記事】

SIM通| 総務省、「SIMロック解除に関するガイドライン」を改正

http://sim.oshiete.goo.ne.jp/colum/20141226/?p=1

 

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