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湯川れい子×つんく♂×クミコ“次世代に歌い継ぐ子守唄”プロジェクト結成 つんく♂「100年後でも聞いたり歌ったりされる曲が作れたら」

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湯川れい子×つんく♂×クミコ“次世代に歌い継ぐ子守唄”プロジェクト結成 つんく♂「100年後でも聞いたり歌ったりされる曲が作れたら」

 子守唄の普及、文化遺産としての保存活動を行っている日本子守唄協会が、今年、創立15周年を迎えたことを記念し、“次世代に歌い継ぐ子守唄”を制作することが決定した。

 日本子守唄協会の会長であり、音楽評論・作詞家の湯川れい子が「言葉を大切に伝える歌手」と定評があるクミコに歌唱を依頼し、プロジェクトがスタート。クミコは、朝ドラ『花子とアン』や『マッサン』で再注目を集め“希望の歌”として1年近く「広い河の岸辺 ~The Water Is Wide~」がロングヒット中で、現在はこの曲は合唱曲としても広がりをみせ、新宿のうたごえ喫茶「ともしび」では、4か月連続リクエスト曲1位の記録を達成している話題曲である。

 また、同時期に母校・近畿大学入学式にてつんく♂の祝辞が披露され、日本中に感動が広がり、同じく感銘を受けた湯川れい子・クミコの強い希望で、つんく♂ に子守唄の楽曲制作・サウンドプロデュースを依頼し、新曲子守唄の楽曲制作が動き出した。

 なお、子守唄協会主催の創立15周年記念のクミコのコンサートも開催が決定。次世代に歌い継ぐ子守唄の発表の他、美智子皇后陛下作詞「ねむの木の子守唄」の披露や、「広い河の岸辺」合唱など“命の歌”を唄い紡いでいく。

◎湯川れい子コメント
NPO法人、日本子守唄協会は、創立15周年を迎えました。
子守唄は赤ちゃんが産まれて初めて聞く歌。親と子の絆の歌。その国の文化です。
音楽や人の声が聞こえるから…と、TVの前に寝せていてもダメ。
赤ちゃんは10ヶ月の間、胎内で聞いてきた優しい声と、胸のぬくもりの中で聞く子守唄だからこそ、安心して成長し、コミュニケーション力や自立心、感性や知性が育つのです。

そこで15周年を記念して、子守唄を知らない若いお母さんや、保護者を含めた大人の世代にも親しんで頂ける楽曲を、深い母声の持主であるクミコさんの歌でメジャー発売。
日本子守唄協会会長の湯川れい子が作詞。
3人の子供のパパで、次世代の育成に強い情熱と信念をお持ちのつんく♂さんに作曲とプロデュースを依頼。
10月9日には学習院創立百周年記念会館で、記念発表会とコンサートを行います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

◎つんく♂コメント
--新作子守唄制作プロジェクトに、プロデューサーとしてつんく♂さんが参加されたきっかけ。例えば、湯川さんから手紙でプロジェクトへの参加をお願いしたそうですが、その中に、共感する部分があったのかなど。
つんく♂:湯川さんからお手紙をいただきました。僕にも子供が3人おりまして、子守唄の大切さ、とても良く知っています。
そんな子供達に届ける事の出来る曲を作る事が出来るなら、これはとても光栄な事だと思い、新作子守唄制作プロジェクト参加をお引き受けさせて頂きました。
ポップスを作るより、こういったタイプの曲を作る方が断然難しいと思っています。
だからこそやりがいもあるわけで。100年後でも聞いたり歌ったりされるような、そんな曲が作れたらよいなと思いました。

--実際に制作をスタートさせるに当たり、つんく♂さんご自身は、「誰に」「何を」一番伝えたいと思われているのか。
つんく♂:子守唄って、赤ちゃんや子供の為の曲でもありますが、実際はそれを歌ってあげるママや大人のものでもあったりしますよね。僕も自身の子供の事も考えましたし、妻ならどう歌うだろう、そんな事を考えました。
そして、これからお母さんになる人、これから生まれてくる赤ちゃんへのエールというか、
同志というか、共にこの地球で生きていきましょうね。そんな気持ちで作曲しました。
曲の打ちあわせを湯川さん、クミコさんと一緒にさせていただきました時にでたキーワードが「生まれて来てくれてありがとう」。
それが大きなテーマとなって作ったので、サビのメロディは自然と溢れ出てきたように思います。

--歌手クミコについての印象や、新作子守唄にクミコの歌声がのった時のイメージ等あればお聞かせください。
つんく♂:落ち着きのあるゆったりとした声の持ち主だと思います。癒しと共に安心感をくれるというか、そんな声だなぁと思って聞いていました。母のような時には父のような、そんな感覚。
今回の曲もクミコさんが歌う声をイメージしながらも作っています。声が入る日を楽しみにしています。

◎クミココメント
湯川れい子さんから、「次世代につなぐ子守唄」のお話しをいただいた時、光栄であると思う半面、とまどいました。
私は子供を持っていません。もちろん孫もおりません。正直に申せば、子供を持とうと思ったこともないのです。
そんな私に、子守唄が唄えるのか。
でも私は歌を唄ってきました。歌は「愛」を唄うことでしかありません。
さまざまな「愛」を声に乗せて届ける、それが歌い手という仕事です。
ならば、さまざまな哀しみや苦しみを抱える世界に、次々と生まれ来る命のために「愛」を唄うことができるのではないかと思いいたりました。
つんく♂さんとの出会いにも心を揺さぶられました。
その凛とした姿に、ご自身の苦しみを越えて、次世代にきちんと「愛」を伝えるのだという意思を感じました。
戦後70年の今年。
「さあ、ようこそ!」と両手を広げて新しい命を迎え入れるための歌を、唄いたいと思います。

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