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生物学者福岡伸一 腸内細菌との共生から見えてくるもの

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J-WAVE平日夜の番組「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。今週6月8日〜12日は、2年間のニューヨークでの研究生活を終え帰国した、生物学者の福岡伸一さんがゲストに登場します。

「脳より腸」、これは最初に福岡さんが挙げたキーワードです。福岡さんによると、学者たちの間で今、研究のトレンドが脳から腸へと大きくシフトしているのだそう。まさに、腸と健康の関係が解明されはじめたばかり。奥深い腸の世界はまだまだ研究が進み、その可能性に広がりを見せそうです。「面白いことがたくさんわかってきた」と福岡さんが言う、腸の世界とはいったい、どんなものなのでしょう。

母親の胎内では細菌ゼロだった赤ちゃんが、他者である腸内細菌との最初の出会うのは胎内を出て母親の産道を通るとき。そして食べるものや環境などによって、一人ひとり、その人に適した微生物がお腹に共生してくるのだそう。数十兆という人間の細胞の3倍以上が、私たちの消化管の中に住み着いているという腸内細菌。「つまり、他者がいっぱい住み着いているのが私たちの体なわけです」と福岡さんは言います。

さらに現在進行形で、腸内細菌と健康の関係がいろいろな局面から解析されてきているのだそうです。なんと、腸内細菌が乱れたまま回復できない人は、健康な人のウンチを移植してきて、腸内細菌を回復するという治療法まで試されていて、それが一定の成果を生んでいるのだとか。まさに他者との共生が健康の秘訣なんですね。

本日の9日のオンエアでは、福岡さんが25年前に発見し、諦めずに研究し続けてきたGP2遺伝子について聞きました。ようやく、その大切な役割の一端が解明され、GP2は福岡さんにとっても、大きな気づきを与えてくれたといいます。そのGP2と腸内細菌との関係とは?

明日の10日は、福岡さんがニューヨークで開催した「フェルメール展」について。名画と最新技術をつなぎ、ニューヨーカーたちを驚かせたというこの展覧会。いったい、どんなものだったのでしょう。

明後日の11日は、「変わらないために変わり続ける」をキーワードに、ニューヨークと東京の違いについて迫ります。常に変わり続けながら、誰もが憧れるニューヨークであり続ける街、その活力の元とは?

最終日の12日は、「今読むべき本」として、福岡さんがカズオイシグロの最新作『忘れられた巨人』を紹介。物語のテーマである「記憶」の面白さについて語ります。

教授を務める青山学院大学では、「生物学を基礎としながら、この社会の問題を考える」という授業をしているという福岡さん。オンエアでも、生物学の世界から、フェルメール展のこと、ニューヨークと東京の比較文化論、本のことなど、多岐にわたる興味深い話が展開されます。今後のオンエアをお楽しみに!

【関連サイト】
「LOHAS TALK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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