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「映画のような本当の話」第二次大戦前に入学したお爺ちゃんが、94歳でついに卒業!

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アメリカでこの春、94歳にして大学を卒業したおじいちゃんがいると、全米で話題になっています。

ウェストバージニア州モーガンタウン出身のAnthony Brutto氏。今年の5月17日、孫ほども年の離れた4,500名の学生とともに、晴れてウェストバージニア大学の卒業式を迎えました。彼が他の学生たちと大きく異なったのは、その年齢の差だけではなく、卒業までの間に75年の歳月を要したこと。

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Brutto氏が大学に入学したのは1939年。モノづくりが趣味だった彼は、当初デザイン工学科に入学。しかし、自らのスキルが不足していると感じるや、すぐさま木工・金工を専門としたデザイン工芸科に編入しました。この時はまだ、よもや75年も卒業までにかかるとは思ってもいなかったはず。

彼の人生を左右する出来事が起こったのは1942年、多くの若者と同様に、Brutto氏は第二次世界大戦によって徴兵されました。軍では、大学での金属加工の経験を買われ、爆撃機の製造と修復を3年半の間担当しました。

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戦争が終わり、1946年に再び大学に戻ったBrutto氏でしたが、数ヶ月で再び休学せざるを得ない状況に。病気を患う妻の看病と家計を養うことを最優先した彼は、大学を離れ、木工職人として地元の工場に勤めました。

月日は流れ、すでに大学を休学してから70余年、妻への献身的な介護生活を終えて、Brutto氏はまだ大学生として学びたいという十分な意欲と時間があることを悟ります。そして、三たび大学へ。

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小さな木工製作所に通う日々が始まりました。オールドルーキーは、染み付いた長年の経験と、持ち前の器用さを活かしてスキルを身につけていきます。毎日、せっせと小さな木彫りの鳥を造り上げていきます。

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1939年当時に比べて、授業料は格段に上がりましたが、とにかく卒業することにこだわり続けたBrutto氏。

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そして…卒業式の朝、娘のLisaさんからお祝いのケーキが。

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念願の博士号を取得し、誇らし気なBrutto氏。75年間、一度だって絶やさなかった情熱。おめでとうございます!

Licensed material used with permission by Brian Persinger / West Virginia University

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