ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

炭水化物抜きダイエットが「危ない」理由とは

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 現在、炭水化物抜きダイエットをしているという方、便秘をはじめとした腸の不調を感じてはいないでしょうか。実は、この炭水化物抜きダイエットと腸には、ある関係があるのだと、4万人の腸をみてきた実績のある腸の名医・松生恒夫さんは指摘します。

 そもそも炭水化物とは、消化・吸収される糖質と消化されない食物繊維を合わせた総称。そのため炭水化物ダイエットによって炭水化物を抜くことは、食物繊維摂取量を減少させることにもなり、その結果、排便障害を起こすなどの「腸ストレス」を招いてしまうのだといいます。

 さらには、1960年代から50年の間に死亡数は約9倍にも急増し、日本人のがん死のなかで、女性では第1位、男性では第3位となってしまった、大腸がん。食物繊維摂取量の減少は、この大腸がんの増加にも関与しているそうです。

 主に7つの機能—-排便力増加、腸内環境改善作用、過食抑制効果、血糖値上昇抑制効果、胆汁酸吸着能、吸着作用、免疫活性化作用—-をもつ食物繊維。その摂取量減少の背景には、炭水化物抜きダイエットはもちろん、「日本人の食卓から、食物繊維や植物性乳酸菌が多くとれる、いわゆる和食(家庭食)」が少なくなってきたという、食生活の変化があるのだと松生さんはいいます。

 松生恒夫さん著『「炭水化物」を抜くと腸はダメになる』では、日々の食生活のなかで、どのようなものを、どれ位の量食べれば必要な食物繊維を摂取することができるのか、さまざまな食事メニューやレシピも紹介されています。

 たとえば、松生さんオススメの、1杯で0.8gの食物繊維が摂取でき、お腹の調子をよくし、胃腸をスッキリさせる効果のあるドリンク。その材料と作り方は以下の通り。

【材料(1杯分)】
粉寒天1g、ペパーミントのティーバッグ1個、レモン大さじ1〜2杯、オリゴ糖大さじ1杯

【作り方】
① 300mlのお湯にペパーミントのティーバッグを入れて抽出する
② ①にレモン汁、オリゴ糖を加える
③ 熱湯30mlに粉寒天1gを溶かしてよく混ぜ、②に加えできあがり

 ペパーミントに含まれるメントールは腸平滑筋を弛緩させ、オリゴ糖は腸内環境改善、超低カロリーの粉寒天は食物繊維が豊富と、腸にいいことづくしのドリンクなのだそうです。

 本書のレシピを参考に食生活を見直してみると、便秘解消そして大腸がん予防も期待できるかもしれません。

■関連記事

コメ、パン、うどん……同じ穀物ばかり食べていると病気になる?
市販の野菜ジュースでは野菜不足は解消できない?
メディアに溢れる「ニセ医学」 真贋しっかり見分けられていますか?

BOOKSTANDの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP