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高須院長 挑発する中国に対し「いまはやる時期」の真意は?

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 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、パートナーの漫画家・西原理恵子さんも交えて、中国情勢についてお話をうかがいました。

 * * *
──先日、中国政府が2年ぶりとなる国防白書を発表しました。そこでは、「海上の軍事闘争とその準備を再優先し、領土主権を断固守る」といった表現で、尖閣諸島で対立する日本や、領有権問題を抱えるフィリピン、ベトナムを牽制。中国の南シナ海での岩礁埋め立てに対し、接近偵察をしているアメリカについても名指しはしていませんが批判しています。つまり、諸外国に対し、かなり批判的というか、挑発的な内容になっています。

高須:ぼくは今年の頭、このコーナーで「2015年に中国との軍事衝突が起きるかもしれない」って予想したんだよね。いまのところはそうはなっていないけど、中国のほうはやっぱりやる気満々ってことなんだろうね。それなら、むしろいまはやる時期だよ。中国に対して、攻め込むべき時期なんじゃないの?

西原:これまたすごい発言。「いまはやる時期」って(笑い)。

高須:まあ、本当に攻めちゃうのは問題あるけど、状況的にはこっちのほうが有利だってことだよ。だって、太平洋沿岸のアジア諸国は基本的に反中国で、中国包囲網ができてるわけでしょ。台湾、ベトナム、フィリピン、インドネシア、そして日本を同時に相手して中国が勝てるはずないよ。少なくとも海上での戦いなら日本は負けない。

──たしかにいまの中国は、まわりに敵ばかりという状況ですもんね。

高須:少なくとも日清戦争の時よりは有利だと思うよ。日本が一撃食らわせれば、すぐにアメリカが入ってきて和平っていう展開になると思うけどね。でも、アメリカもヨーロッパも日本と中国だったら、日本の味方をしてくれるでしょ。そう考えれば、いまはチャンスなんだよ。日本が一撃で中国の空母を沈めてご覧なさい。カッコいいから(笑い)。

西原:記念切手を出したりなんかしてね(笑い)。

高須:まあ、本当に日本が攻撃したらまずいんだろうけど、もしそれをやったら、日本が世界に舐められることもなくなるんだけどなあ。

──現状では、日本国憲法もありますし、日本が中国に攻めるということは、なかなかあり得ないことだとは思うんですが、それにしても中国はとにかく自信がありますよね。日本だけではなく、アメリカも挑発するというのは、どういうことなんでしょうかねえ。

高須:単純に国際情勢を理解できてないんだろうね。それこそ中越戦争の時だって、中国はベトナムに軍を送り込んだんだけど、コテンパンにされて撤退してるんだよ。周辺国の力を全然理解できてないわけだ。いまだって、中国は勝てると思って挑発しているんだろうけど、全然そんなことはない。日本のほうが強いよ。

西原:でも、もし日本が攻めたら、中国人観光客が全然いなくなっちゃうよ。

──中国マネーのおかげでどうにかやっていけている日本企業もありますからね。家電量販店なんかは、中国人観光客がいなくなると大変だと思います。

西原:そんなに炊飯器たくさん買ってどうするの?っていう中国人、たくさんいるもんね(笑い)。

高須:中国はいま、バブル経済みたいなものだから、中国人もいつそれが弾けるんじゃないかって恐れているんだろうね。人民元が紙くずになっちゃうかもしれないから、できるだけ物に替えておこうと思って、炊飯器を買ってるんじゃないの?

西原:炊飯器が資産ってこと? 新型が出ちゃったら、価値がなくなっちゃうのに…。

高須:昔の日本なら、それが自動車だったんだけどね。いまの中国人にとっては炊飯器が財産(笑い)。

──ちなみに、中国のバブル経済が弾けたら、日本との関係に何か影響はあると思いますか?

高須:もしかしたら、中国のほうから仕掛けてくるかもしれないよね。経済がダメになると、国内が混乱し始めるけど、明確な外敵を設定すれば、国内を固めることができるでしょ? 中国バブルも時間の問題みたいだし、実は中国も攻め込まれるのを待ってるんじゃないかとも思うよ。

── 一方、自民党の二階俊博総務会長が、5月末に中国を訪問し、習近平国家主席と会談しました。日中関係改善に向けての一歩になっていると思います。

高須:もちろん関係が改善されるのがいちばんいいことだからね。でも、歴史認識については日本が譲る必要はないと思う。国ごとに考え方が違ってもいいんだよ。「私たちの考えを押し付けるつもりはないし、あなた方の考えを受け入れられなけいど、仲良くはしていきましょう」ってはっきり言うべきだと思うけどね。

 * * *
「いまはやる時期」という刺激的な意見の高須院長。日本から攻撃するということは、考えにくいが、たしかに太平洋沿岸には中国包囲網が形成されており、「攻めたら勝てる」と考えるに足る条件が揃っている。軍事衝突は回避するにしても、日本政府はいまこそこの「中国不利」な状況を上手に使うべきなのかもしれない。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)など。最新刊は『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。


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