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米作家が卒業スピーチで語った「常識を疑うことの大切さ」。魚は、自分が「水中」にいることに気づいていない。

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学生時代が終わったからといって、学ぶことが終わるわけではありません。4月に入社して、がむしゃらに働いた5月。少し余裕が生まれ、時間ができた6月。その時間を新しく学ぶことに使う人と、だらだらと遊ぶことに使う人の2種類がいるとして、あなたはどちらを選択しますか?

ここで紹介するのは、アメリカ人作家の故デヴィッド・フォスター・ウォレスがケニオン大学で行った卒業スピーチ。その中で紹介されたある例え話が、常に前提を疑いながら学ぶことの大切さを教えてくれると話題になっています。

魚は、自分たちが
水中にいることに気づけない

若い魚が2匹、一緒に泳いでいた。そこに年上の魚がやってきて
「おはよう。今日の水の調子はどうだい?」と聞いた。
すると、2匹の若い魚は少し泳いでから、お互いを見合わせてこう言った。
「おい、水ってなんだ?」

この話が伝えたいのは、一番大切な現実は目に見えず話題にもあがらないことがある、ということ。

それは本当に正しいのか?と常に前提から疑ってみることが大切です。私たちはとかく、間違った思い込みをしていたり傲慢にも自分に都合のよい解釈をしがち。常に今いる位置を、さまざまな角度から疑うことが必要なのです。

世界は
“自分を中心”にまわっていない

また、彼はこの話のあとに、生きていく上で大切な考え方も紹介しています。

仕事が終わり、帰宅したあとスーパーで買い物をするとしよう。多くの人は、レジの前に人が多く並んでいることにイライラとするのでは?車の渋滞に引っかかった時も同じだろう。
それは、自分を中心に世界がまわっていると思い、自分の目的を邪魔するものはすべて自分の敵と思ってしまうから。でも、事実は違う。世界はあなたを中心にまわってなんていないのだから。

生まれた時は、自分が世界の中心だと思っているもの。でもさまざまな人と出会い、影響され、その前提は変わっていきます。自分を世界の中心に置くのではなく、まわりの人のために何ができるかを考えることが大切なのです。

ウォレス氏は、この前提を疑うのに、必要なことは教養を身につけることだと話します。さまざまな人の意見を聞き、複数の角度から物事を学ぶことで、気付けなかった前提を見つけることができるのです。
仕事に慣れてきた人も、また学ぶことがないと思っている人も、現状に疑問を持ち、学び続けることが大切なのでは?

Reference:AwfBaseLive

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