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自宅から締め出され、子供にも会えなくなった!どうしたらよい?

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Q.

 10日ほど前に外出先から帰宅すると、玄関のカギが交換されておりました。チャイムを鳴らしてもノックをしても開けてくれないので、ガラスを割って入ろうとすると警察を呼ばれ、その晩は警察署で仮眠させていただきました。現在は知人宅やホテルを転々としている状況です。
 住まいは借家で賃貸借契約の契約者は私になっていたのですが、現在は妻名義に変更されているようです。
 妻は離婚したいと考えていますが、私にはそのつもりはありません。

 このような状況ですが、
(1)外出中に勝手にカギを交換し、締め出すという行為は許されるのでしょうか。
(2)契約者の預かり知らぬ間に、契約を変更する行為は許されるのでしょうか。
(3)契約者が妻となってしまった家を「カギ屋さん」に依頼して、開錠してもらうことは問題でしょうか。
(4)一番辛いのは子供に会えないことです。妻に「会わせない!」という権利、もしくは私が強引にでも会いに行く権利は認められるのでしょうか。
以上、ご教授下さいますようお願い申し上げます。

(40代:男性)

A.

 婚姻の効果として、夫婦には同居義務が課せられます(民法752条)。この同居義務は、例えば夫による暴行からの逃避といったような正当な理由がある場合以外は免れることはできません。単に離婚したいというのでは、同居義務を免れる正当な理由にはならないでしょう。したがって、奥さんが勝手にカギを交換し、あなたを閉め出す行為は、同居義務に違反する行為として許されません。この場合、家庭裁判所に同居の調停・審判を請求することができます(家事事件手続法39条)。

 賃貸借契約変更の経緯がよく分かりませんが、一般的にはあなたと大家さんとの間の契約がいったん解約され、奥さんとの間で新しく契約が締結されたと考えるべきだと思います。とすれば、解約理由が問題となりますが、いずれにせよ、奥さんの大家さんに対する詐欺行為によるものではないかと推測されます。つまり、契約を変更する合理的理由を見出すことはできず、奥さんには契約を変更する権限はなく、勝手に契約を変更することは許されないということになります。

 この点は、大家さんともうよく話合い、その上で、あなたとの契約が有効であることを確認してもらうべきです。奥さんとの契約は、先に述べた詐欺行為に当たるのであれば、取り消したり無効としたりすることができるでしょう。
 あなたと大家さんとの契約が有効であり、しかも奥さんの同居義務が消滅していない以上、あなたが「カギ屋さん」に依頼して開錠してもらうことに問題はありません。ただし、借家ですので、大家さんには事情を説明して、事前に承諾を得ておくべきでしょう。

 最後に子供と会うことですが、あなたは親権者として子供に対して養育監護義務を負担していますから、それを尽くすためにも子供に会う必要があると思います。したがって、強引の程度にもよりますが、子供に会いにいく権利はあります。そして、奥さんには、あなたに子供を会わせないという権利はありません。また、この場合、先に説明した同居を求める調停・審判と同時に、子供の面会を求めていくことになります。

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自宅から締め出され、子供にも会えなくなった!どうしたらよい?

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