【深ヨミ】KEYTALK、KANA-BOON、キュウソ 若手バンドの売上動向から見る人気推移

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【深ヨミ】KEYTALK、KANA-BOON、キュウソ 若手バンドの売上動向から見る人気推移

 6月1日付のBillboard JAPAN週間セールスアルバムチャート “Top Albums”では、堂本剛の1年3か月ぶりのアルバム『TU』が1位を獲得した。そして、シーンに欠かせない存在になりつつあるKEYTALKの最新アルバム『HOT!』が3位に入っている。

 KEYTALKは、2013年にメジャーデビューした4人組バンド。SoundScan JapanによるCDアルバム売上データによると、『HOT!』は先週1.4万枚を売り上げた。前作『OVERTONE』の初週売上げは、9000枚だったので着実に売上げを伸ばしており、ファン層が拡大していると考えられる。

 KEYTALKは、KANA-BOON、キュウソネコカミと一緒に若手ロックバンドの“3K”と呼ばれることがある。“3K”とはそれぞれのバンドの頭文字をとってつけられたということだが、いま絶大な人気を誇っている3組だ。

 『HOT!』は、前作よりリリース初週の売り上げを伸ばしているが、他の2組はどうなのか。SoundScan JapanのCDアルバム売上データを見てみると、KANA-BOONの最新アルバム『TIME』は、発売初週3.6万枚を売り上げた。そして、前作『DOPPEL』は、1.3万枚。初週で前作より2.3万枚売り上げを伸ばした。

 また、キュウソネコカミの最新アルバム『ハッピーポンコツランド』は、発売初週に1.3万枚のセールス。前作『チェンジ ザ ワールド』は1万枚。KANA-BOONには及ばないがこちらもしっかりセールスが伸びている形だ。

 この3組は、いまや若手バンドの代表格で各地のフェスに引っ張りだこの存在になっている。実際、彼らのライブを見に行くとかなりの盛り上がりを見せており支持の高さがうかがえる。また売り上げの伸びからも人気が上がっているのがわかる。新世代のロックバンドたちは確実に力をつけていると言える。

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