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映画館で配られた「飲めない」ミネラルウォーター。その深いメッセージとは・・・

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カリフォルニア州ロサンゼルスの映画館で、ミネラルウォーターを使ったあるドッキリが仕掛けられました。

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満席の館内、スタッフがミネラルウォーターを無料で配りはじめます。「気が利くサービス?」観客たちは、ペットボトルを受け取ります。

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ところが、「あれ…?」このペットボトル、いくらキャップをひねっても開けることができません。

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連れの恋人もお隣さんも、みんな開けようとキャップをひねってはみるものの、誰ひとりとしてミネラルウォーターを口にできないんです。次第にざわつきはじめる館内。

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すると、館内が暗転、映画が始まりました。スクリーンに目をやる観客にこんなメッセージが映し出されました。

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水を飲もうと思ったのに、開かなくてイライラされた方々へ。この子たちが、どう感じるかを想像してみてください

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スクリーンに流れたのは、小さな子どもたちが飲み水を求めて、数キロの道のりを行く姿。それがたとえ、汚れた水であってもです。

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スクリーンに釘付けになる人々。ようやく、手にしているペットボトルが、いくら奮闘しても開かない理由に納得がいったはずです。

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さて、このドッキリプロジェクトを仕掛けたのは、国際NGO団体の「The Water Project」。アフリカ・サハラ地区へ安全な飲料水の提供と衛生環境の整備を支援する団体です。

深刻な水不足のため、多くの子どもたちの命が失われているアフリカの国々。なかでも赤道直下のケニア、ルワンダ、ウガンダ各国での深刻な水不足を解決するため、井戸を掘り持続的に水が供給されているかを確認するリモートセンサーを開発し、安定供給の実現に貢献しています。

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それでもまだ、水不足の根本的な解決には遠き道のりだと、彼らは寄付をつのるべく、こうしたプロジェクトで人々に喚起を促しているんだそう。以下は「The Water Project」のサイトから、抜粋した水不足の深刻さが伝わる一文です。

清潔で安全な水が不足しています。今も発展途上国では、約1億人近い人々が、安全で清潔な水を口にすることができません。水は生命の源です。ですが、およそ10人に1人は安全な水を飲めず、毎日2,000人の子どもたちが、水が原因で死にいたる事実があるのです。

蛇口をひねれば、安心して飲める清潔な飲料水が止めどなく出る。それを当たり前に感じている人々がいます。反面、安全よりもまず、生きるために必要な水を探し求めて、日々歩き続ける人々が、まだ世界には無数にいることに気づかされる。そんなドッキリプロジェクトに、あなたは何を感じるでしょうか。

Licensed material used with permission by The Water Project

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