ちょっと卑屈すぎない? 親会社には「折返しの電話」をお願いできない謎ルール

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ちょっと卑屈すぎない? 親会社には「折返しの電話」をお願いできない謎ルール

どの会社にも多かれ少なかれ、その会社特有の習慣や常識があるのものだが、とある会社の「謎の電話ルール」がネット上で話題となっている。

5月28日、2ちゃんねるにこんな話が寄せられた。新入社員が親会社に電話をかけたところ、相手は不在。そこで先方に、折返し電話をかけてもらうようお願いしたところ、職場内が「総毛立った」というのだ。
先輩社員「説明会に私服で来てと言われてどうした?」

どうやら、この会社では親会社に電話をして不在だった場合には、折返しをお願いしてはいけないルールがあるらしい。親の方が偉いから、子が頼みごとをしてはいけないという意味なのか。

問いただされた新入社員は「いや、相手が『折返しさせましょうか』って言ったんですよ」と説明。しかしスレ主は、仮に相手がそう言っていたとしても、そのまま受け取ってはいけないとする。

「お前説明会に私服で来てくださいって言われて何で来た?」

新人は「…スーツです」と話し、事情を察したということだ。スレ主によると、「いえ、こちらから改めてお電話させていただきます。お気遣いありがとうございます」と返すのが正解だという。

2回以上電話しても不在だった場合は、「恐れ入りますが、お戻りの時間をお教えいただけますでしょうか」と先方に聞いて、またかけ直すのだそうだ。

相手が親会社でなくても、電話の基本は「相手に必要以上の時間を取らせないこと」にあるという。新入社員には電話の仕方をロールプレイング形式で教えていたが、「ただ、新人の常識に委ねすぎた面はある」と少し反省していた。
ネットは「そこまでへりくだる必要あるか」と疑問視

相手が親会社なら「折返し」をお願いしてはいけない、というこの話。ネタの可能性もあるが、ネット上では「これはその会社によるから何とも言えないな」という見方もあるものの、「折返しさせてもいいじゃん」という声が相次いだ。

「客だったらまだしも親会社ならうちではOK」
「親だろうが客だろうが余裕で折り返させるわ」

自身が親会社に勤務しているという人も、「いつかけてくるか分からないよりも折り返し頼まれて電話かける主導権握らせてもらったほうが楽」と書く。同じグループの従業員なら、礼儀も気にすることはないとしている。

電話1本にも気遣いが必要となると、日常業務を遂行するだけでも大変そうだ。「そんな事考えるより生産性上げること考えろよ」という見方もあった。「説明会に私服で来てと言われて」という件についても、「えっ私服で来いって言われて私服で行ったらあかんの?」と疑問の声が出る。

もっとも、一番気の毒なのは、親会社には徹底的に下手に出ることが習慣になっているスレ主なのかも知れない。ネット上では「いやいや、親会社だからってそんなへりくだる必要ないだろ……」「どんだけ負け犬根性染み付いてんだ」という見方も出ていた。

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