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ルターの宗教改革から500年、全5回にわたるルター500プロジェクトがスタート

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 ルターの宗教改革500周年に向けて、バッハ・コレギウム・ジャパンが6月6日の演奏会を皮切りに「ルター500プロジェクト」をスタートさせる。

 音楽にも多大な影響を及ぼしたマルティン・ルターの宗教改革は、2017年でちょうど500周年を迎える。本プロジェクトは、互いに関係の深い宗教改革時代の作曲家の作品と、J.S.バッハの「コラール・カンタータ」を組み合わせ、全5回のシリーズで行われる。

 本団体の創設者である鈴木雅明は「「ルターの宗教改革」と「音楽」に、一体どんな関係が? と思われるでしょう。実は、ルターは、元来カトリックの修道士であるばかりでなく、音楽家でもありました。ですから、カトリックと袂を分かって、新しい礼拝を定めたとき、聴衆が黙ってミサに参加するばかりではなく、声をあわせて歌うことによって、神様に語りかける手段を与えよう、と考えたのです。そのために生み出されたのが、私たちが「コラール」と呼んでいる、会衆の賛美歌でした。宗教改革当時は、楽譜はおろか文字さえ読めない人が数多くいたのですから、音程もリズムもなく、とても音楽と呼べるものではなかったでしょう。しかし、その歌は、確実に、信仰者の血となり肉となり、その後、幾千幾万の美しい作品を生み出しつつ、現代にも生きているのです。」とコメント。

 第一回となる公演では、宗教改革時代の作曲家ヨハン・ヴァルターの作品と、J.S.バッハのカンタータからは「深き苦悩の淵から、私はあなたを呼びますBWV 38」など3曲が取り上げられる。

◎公演情報【J. S. バッハ: 教会カンタータシリーズ vol. 69
ルター500プロジェクト? 1517~2017 -宗教改革500年を記念して-】
6月6日(土) 15:00開演 東京オペラシティコンサートホール
6月7日(日) 15:00開演 神戸松蔭女子学院大学 チャペル
出演:指揮: 鈴木雅明
ソプラノ: 藤崎美苗、アルト: 青木洋也、テノール: ダン・コークウェル、バス: 加耒 徹
オルガン独奏: 鈴木優人、合唱・管弦楽: バッハ・コレギウム・ジャパン

Photo (c) Marco Borggreve

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