体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

起源から専門店に至る中で探る 「油そば」とはなんぞや?

bura-8_R

すでに日本の食文化を代表する国民食とも呼べる「ラーメン」ですが、みなさんはどんなラーメンが好きですか?

スープや麺、具材やトッピングの組み合わせで、全国各地に様々なラーメンがあると思います。

そんな誰もが知っている「ラーメン」ですが、その形態を大きく分けると「ラーメン」「つけ麺」「油そば」に分けられます。

しかし、何気に最後の「油そば」を知らない人も、少なくありません。

と、言う訳でニッチな記事こそ至高とする筆者は、あえてマイナーな「油そば」に挑んでみようと思います。

bura-6_R

「油そば」とはなんぞや?

最近では「つけ麺」もメジャーになり、誰もが一度は食べた事があると思います。しかし「油そば」に関しては、食べた事がないどころか

「え? 油っぽい蕎麦なんじゃないの?」

ってくらいのレベルの知名度で、過去から現在に至ります。そもそもが「つけ麺」よりも歴史のある「油そば」が、ぱっと出た「つけ麺」よりも下なのは解せません。

ちなみに「油そば」とは、特製のタレにラーメンの麺を絡めて食べる、言うなれば「汁無しラーメン」的な何かです。

そんな微妙な立ち位置の「油そば」の歴史を解説しつつ、その素晴らしさを世間一般に広める勢いで綴ってみましょう。

bura-3_R

武蔵野で生まれた「油そば」

「油そば」の起源については諸説ありますが、有力とされているのは亜細亜大学の近くにある『珍々亭』とされています。

まあ、言う程「油そば」に歴史がある訳でもないので、この説が正しいのではないでしょうか?

そして、武蔵野周辺に「油そば」は広まり、その後は全国にジワジワと広まりま…せんでした。

若干、札幌の『米風亭』などは

「学生時代に食べた油そばが忘れられなかった」

との事で、いつしか札幌で「油そば」の提供を始めましたが、全国的に見ると『米風亭』の例は特別で、他の地域で「油そば」が広まる気配は1㎜もありません。

「なぜなのか?」

恐らく「油そば」と言うオイリーなネーミングが、健康ブームに影響を受けた人達の食欲を、大幅に削いでいるのかと思われます。

と、言う訳で誕生したのが『ジャンクガレッジ』などの「まぜそば系」で御座います。

いや、どう見ても「まぜそば」(和えそば)の方が体によろしくない気がするのは筆者だけでしょうか?
明らかに「ジャンクフード世代」をターゲットにしているので、味付けやトッピングがジャンクジャンクしています。

また、有名メーカーからも何度かインスタントの「油そば」や、カップ麺の「油そば」も発売されたのですが、やはり定着せず「一発屋感」は否めませんでした。

「筆者的には結構好きだったのに… 何故なのか?」

そんな訳でして、あれやこれやと試行錯誤と迷走を繰り返しながらも、それなりに定着しているのが「油そば」と言う事です。

そんな「油そば」が横浜でも食べられると言う事で、筆者も油そば専門店『ぶらぶら』に行ってみました。

bura-7_R

油そば専門店『ぶらぶら』の「油そば特盛り」を食す!

筆者が訪れた時はキャンペーン中だったらしく、なんと「特盛り」も普通盛りと同じ料金で食べられる模様!

と、なると筆者の選択肢はひとつです。

若干、基本の「油そば」の普通盛りで690円と、ややコストパフォーマンスに欠ける気がしないでも無いのですが、まあ特盛りなら690円でも有りか無しかと言われたら、有りかと存じます。

1 2 3次のページ
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。