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SIMロック解除したら使える?各社の解除条件と周波数帯

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2015年5月1日より義務化が始まった「SIMロック解除」。それに伴い大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクの各社が解除条件について発表をしました。「横並び」という声もチラホラと目につきますが、細かなポイントを見ると若干の違いがあります。今回はその違いと、各キャリアで利用可能な周波数帯を再確認します。
各社のSIMロック解除状況
義務化により、各社から発表された対象商品と解除条件を確認しましょう。

各キャリア対象製品と条件(2015年5月以降

 

ドコモ

au

ソフトバンク

対象商品

2015年5月1日以降に発売したスマホ(ケータイ)、
タブレット、モバイルWi-Fiルーター

条件

回線契約がある状態かつ契約者本人名義の端末が、
購入から180日(6カ月)を経過した状態であること。

解約後

3カ月以内

購入履歴確認
要:本人確認書類

90日以内

 

対象となる商品と受付開始時期については、各社ともに横並びといえる状況。唯一違うのは、各キャリアの回線契約解除後の対応です。

ドコモとソフトバンクは、3カ月以内もしくは90日以内でないと、以前契約していた本人であっても購入した端末のSIMロック解除は行えません。また、解除料金として3,240円かかります。

一方、auは端末の購入履歴が確認できれば、auショップでSIMロック解除が可能。また現在のところ受付期間の制限は設けられていません。申し込みの際には本人確認書類と、解除料として3,240円かかります。
各社の対応状況がわかりましたが、店頭でないと受け付けてくれないのでしょうか?そちらの状況についても紹介します。

 

2015年5月以前のドコモ端末はどうなる?

 

ドコモは義務化となる前からiPhoneを除く、Androidスマホやケータイ、タブレット、モバイルルーターのSIMロック解除を有料で行っていました。しかし、今回の義務化を受けて、一部ルールの改正がされ、従来の店頭での対応から変更。詳細は以下の通りです。 

 

Web

店頭

コールセンター

スマホ / タブレット
(Android)

iPhone / iPad

ケータイ

X

X

モバイルルーター

X

X

※表中の記号は各窓口の対応状況を示します。◯は無料解除、△は有料3,240円で解除、Xは解除できません。

Webや店頭、コールセンターでの電話受け付けによって料金と、対応可能な機種が異なります。スマホ / タブレット、iPhoneなどのiOS端末は、Web上のマイページ「マイドコモ」から手続きを行えば無料でSIMロック解除ができます。ただし、店頭やコールセンターを通じて解除する場合は、有料による受け付けとなっており3,240円かかります。

Webからのメリットは、待ち時間がなく無料で行える点。デメリットは自分でやらないといけないので、ちょっと面倒なんじゃないかなと思えてしまうところでしょうか?なお、ケータイとモバイルルーターの解除に関しては店頭のみの受け付けになっており、こちらは無料です。若干内容に違いがあるので、注意が必要ですね。

これらのルールが適用されるのは、5月1日以降に発売された端末ですので、現在販売中のドコモ端末には該当するものがありません。先日行われた発表会にも登場した「Galaxy S6 edge SC-04G」と「Galaxy S6 SC-05G」は、年4月23日に発売したので、新ルールではなく旧ルールでの扱い。 

 

Web

店頭

コールセンター

スマホ / タブレット
(Android)

X

X

iPhone / iPad

X

X

X

ケータイ

X

X

モバイルルーター

X

X

※表中の記号は各窓口の対応状況を示します。◯は無料解除、△は有料3,240円で解除、Xは解除できません。

その為、発売後6カ月以上、解約後3カ月以内というSIMロック解除に関する制限がありません。ドコモショップに持ち込み、3,240円を払うことで誰でも解除してもらえます。もちろん、他の5月1日以前に発売されたSIMロック解除対象端末にも同様のルールが適用されます。

 

auのSIMロック解除は、「Galaxy S6 SCV31」からスタート!
 

これまでドコモ、ソフトバンクとの通信方式の違いから、SIMロック解除を行っていなかったauも遂にSIMロック解除が可能となりました。180日経過した端末でないと解除には応じないため、残念ながら「いますぐに」試すことは出来ません。予定では8月以降に案内ページがWeb上に登場するとのこと。Web申し込みの場合、ユーザ自らファイルをダウンロードし設定するようですが、申し込みの詳細などを含めauのSIMロック解除についての全容がわかることでしょう。

 

Web

店頭

コールセンター

スマホ / タブレット
(Android)

X

iPhone / iPad

未定

未定

X

ケータイ

X

モバイルルーター

X

※表中の記号は各窓口の対応状況を示します。◯は無料解除、△は有料3,240円で解除、Xは解除できません。

現在のところ、iPhoneやiPadのSIMロック解除については未定。新機種登場後にアナウンスがあるものと考えられます。ドコモと違いコールセンターからの受け付けはありません。しかし受付窓口などが、ドコモのように種類によって違うということはなく、シンプルで分かりやすいですね。

 

ソフトバンクのSIMロック解除はドコモとauの折衷案?
 

ソフトバンクの新ルールはauと同じ内容です。 

 

Web

店頭

コールセンター

スマホ / タブレット
(Android)

X

iPhone / iPad

未定

未定

X

ケータイ

X

モバイルルーター

X

※表中の記号は各窓口の対応状況を示します。◯は無料解除、△は有料3,240円で解除、Xは解除できません。

このルールが適応されるのは、5月29日発売予定の「Galaxy S6 edge」からです。ソフトバンクでは初めての販売となった同機種。すでにドコモ、auでは発売されているので、発表会同日に売り出しても良かったのかなと思いますが、他キャリアよりも色展開が多いので、ちょっと遅れてのスタートになったのでしょう。

なお、SIMロック解除受付窓口などについてはauと同じようになっています。

また、ソフトバンクは一部機種のSIMロック解除受け付けを行っており、それらの端末の承継状況は以下の通りです。

 

Web

店頭

コールセンター

スマホ / タブレット
(Android)

X

X

iPhone / iPad

X

X

X

ケータイ

X

X

X

モバイルルーター

X

X

X

※表中の記号は各窓口の対応状況を示します。◯は無料解除、△は有料3,240円で解除、Xは解除できません。

5月1日以前に発売されている、BLADE Q+、301F、201HW、009Z、008Zの5機種については、ドコモと同様に180日と90日のルール対象外。中古端末を持ち込んでも有料で解除に応じてくれます。

Y!mobileのSIMロック解除については、同社から新たにスマホなどが発売されるタイミングで発表するとのこと。Y!mobileは、イー・モバイル時代より、その殆どをSIMフリースマホとして発売していたので、他のキャリアとは違った対応を見せてくれるのではないかと密かに期待しています。

 

SIMロック解除して使える?周波数帯のチェックは忘れずに!
最後に各キャリアが保持している周波数帯(LTEバンド)について確認しましょう。 

 

ドコモ

au

ソフトバンク

Band 1
(2.1GHz帯)

 

Band 3
(1.7GHz帯)

 

Band 8
(900MHz帯)

 

 

Band 11
(1.5GHz帯)

 

 

Band 18
(800MHz帯)

 

 

 

ドコモ

au

ソフトバンク

Band 19
(800MHz帯)

 

 

Band 21
(1.5GHz帯)

 

 

Band 26
(800MHz帯)

 

 

Band 28
(700MHz帯)


2015年開始予定


一部エリアにて開始


2015年開始予定

Band 41
(800MHz帯)

 

Band 42
(3.5GHz帯)

予定

予定

予定

※auはUQコミュニケーションズ、ソフトバンクはYmobile、Wireless City Planningを含みます

使用するSIMロック解除をしたスマホが、利用したいキャリアの周波数帯に対応していないと通信を行うことは出来ません。現在のところ、各キャリアともに自社が提供する周波数帯以外の電波には対応していないので、MVNOに挿し替えるとしても、端末を提供するキャリアと同じネットワーク網を使用するものを選択したほうが良さそう。

今後、他キャリアの周波数帯に対応するかもしれませんが、総務省の頑張りと各キャリアの協力体制にかかっているのではないでしょうか。より良いサービスとして浸透することを願うばかりです。

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