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遅刻の言い訳にも有効?「朝型・夜型」は遺伝子で決まっている

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「時計遺伝子」という言葉を聞いたことがあるだろうか?その名前から想像する通り、生物の体内には時間を管理する遺伝子が存在する。いわゆる体内時計は、遺伝子レベルで操作させれいるというわけだ。

科学誌「IFLScience!」でも紹介されているが、その遺伝子がいつ活発になるかは人によってバラバラ。そのため「朝型・夜型」はある程度生まれつき決まっている

夜型人間にとって
現代社会はストレスフル!?

朝に強い人にとっては、社会全体の活動時間を特に疑問に思うことはないかもしれない。学校も会社も当然のことながら朝から始まる。現代社会において、朝という時間は絶対的な正義となっている。
しかし、一般的な9時〜17時という勤務時間に、細胞の活動時間が合わない人がいるというのだ。
彼らにとっては、起床時間を社会のルールに無理矢理合わせるのはストレスや疲労につながってしまう。

アメリカでは
登校時間を見直す動きも

実際に2014年には、米国小児科学会の勧告によって登校時間を遅らせる学校が増えた。子どもたちの睡眠時間を確保するためだ。

さらに「The Telegraph」には、実験的に始業時間を10時に変更したイギリスのMonkseaton High Schoolの事例も紹介されている。その結果、欠席率は8%、長期欠席は27%も減少した。難易度の高いテストは午後に実施するというのも有効なようだ。
この試験的な試みを監修したオックスフォード大学のColin Epsie教授はこう語っている。

「大人は、子どものことを怠け者のように見ているかもしれない。それに、早く寝れば問題ないと考えてもいるだろう。しかし、科学的には10代は朝に睡眠をとるべきだ。10時以降に始業時間を遅らせれば、学習の効率は上がる」

なにも寝坊を推奨するわけではない。ただ、純粋に効率を考えれば、子どもも大人も「朝型・夜型」で活動時間を分けるなど、もっと工夫があってもいいのでは? というのが、Epsie教授の意図だろう。朝に弱い人は、ただの怠け者ではなく、遺伝子の活動時間の問題かもしれないのだから。

Reference:IFLScience! , The Telegraph

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