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ベルハー、主催企画で川本真琴とガチなツーマンーーOTOTOYライヴ・レポート

ベルハー、主催企画で川本真琴とガチなツーマンーーOTOTOYライヴ・レポート

BELLRING少女ハート主催の2マン・イベント〈あくび ~BELLRING少女ハート&川本真琴withゴロニャンず~〉が、2015年4月29日、新宿LOFTにて開催された。

まずは、オープニング・アクトとして登場したベルハーが「タンジェリン細胞」「c.a.n.d.y.」など4曲を披露してフロアを盛り上げて退場、先攻の川本真琴withゴロニャンずが登場。川本は薄いピンクのブラウスにチェックのミニスカートという女子高生スタイル。会場から「おおっ」と歓びの声が漏れる中、ライヴがスタート。

1曲目は川本自身のデビュー・アルバムから、女の子の多感な気持ちを軽快に歌い上げる名曲「やきそばパン」を披露。嬉しい懐かしさで包まれる。続いて噛み合ない恋愛を歌う切ないダンス・ミュージック「gradation」では、テーマとは裏腹な親しみやすい振り付けを踊る。観客からの「制服かわいい!」という声援に、East boyで試着をする自分に店員さんが無言だった、とエピソードを吐露して笑いが起こる。ギター伴奏による「ハッカときみと太陽と」がゆったりと歌い上げられた後、スポットライトの下、弾き語りでバラード「フラッグ」を。再びバンド編成に戻って「エリエリ」と、のびやかな歌声に早口がスパイスを効かせる川本真琴ワールドに観客もすっかり魅了されていった。一転して「First Fight Night」はパワフルでスピード感のある演奏に会場も一体となって盛り上がる。

会場にBELLRING少女ハートのファンも多いことに触れて 「川本真琴のお客さんも知らない曲ばかりだから、みんな一緒です」と語ると「ぱいなっぷるめろでぃ」「マギーファームズへようこそ」と緩急ある流れでライヴのクライマックスへ向かって高まっていく。最後に一際高い歓声が飛び交ったのは、おそらく会場にいる誰もが親しんだ覚えのある大ヒット曲「DNA」。ステージ狭しと躍動する川本にフロアも拳を上げて応える熱いステージが終了した。

ここで、双方のファンも楽しみにしていた川本とベルハーのコラボ・タイムとなる。まずは川本とベルハーがテクノ曲「男女」(太郎)のダンスを披露。意外な選曲にどよめきが起こりつつ、コミカルな振り付けで盛り上がる。「どうでした?」と観客の反応を伺いながら、川本がキーボードに戻りバンド演奏による「satisfaction」(The Rolling Stones)が披露された。イントロが流れた瞬間、両者のファンのボルテージが上がり大歓声。ベルハーはデタラメ英語ながら異様なテンションで暴れ、川本も椅子に立ち上がり凶暴にキーボードを叩き鳴らす。往年の名曲に現代アイドルオタクのMIXが加わり、フロアの興奮が最高潮な中でコラボは終了した。

転換を挟み、後攻のベルハーが登場。この日は新メンバーの甘楽が体調不良で休んだものの、ステージに6名の黒い羽が立ち並ぶと不気味な存在感を醸し出していた。

1曲目のサイケGS「World World World」が始まると観客が左右に大移動しながらエネルギッシュに躍動し始める。絶叫からのジプシーブラスバンド「Reverly!!!」では、メンバーが野菜や果物を投げてサーベルで刺すパフォーマンスが定番となっているが、急遽サプライズ参加した川本の投げたグレープフツーツが、成功率の低い柳沢あやののサーベルを見事に貫通して喜びの笑顔を見せた。

「ボクらのWednesday」「yOUらり」など情緒漂うサイケ楽曲が続き、しっとりと「bedhead」を歌い上げた直後、「Starlight Sorrow」イントロの感動的なストリングスに大きな歓声が上がる。途中、新メンバーが抜けて披露された哀愁漂うサイケバラード「Preasure ~秘密の言葉~」と、激しく感情を揺さぶるロック・チューン「rainy dance」では、4人ならではの研ぎ澄まされたパフォーマンスがフロアを圧倒。ファンとのせめぎあいのような盛り上がりを見せる。

再び新メンバーが戻り、定番の「サーカス&恋愛相談」から悲鳴でつなぐ「the Edge of Goodbye」では、ダイブやリフトが乱発しフロアは混沌とした様相に。最後は、ほどけてしまう人間関係を切なく歌う「UNDO」、ベルハーでは唯一といっていいアイドルらしいポップチューン「夏のアッチェレランド」で爽やかに締めた。退場後、アンコールに応えたのは、それまでの興奮も感動も覆すノーテンキな脱力サイケデリック・チューン「WIDE MIND」だった。

・セットリスト
《オープニングアクト・BELLRING少女ハート》
1. ライスとチューニング
2. タンジェリン細胞
3. Karma
4. c.a.n.d.y.

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