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絶景より心に残るのは旅を共にした人と「笑顔で交わした会話」

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Photo credit: Satomi「2012夏ミュンヘン旅

こんにちは! TRiPORTライターの小林香織です。海外を訪れるとき、日本では見られない景色を見ることは、多くの人にとって大きな楽しみの一つでしょう。写真で見て憧れていた光景を目の当たりにしたとき、言葉では言い表せないような感動を覚えることも少なくありません。しかし旅を振り返ってみると、そんな感動した景色よりも、もっと私の心に残っていたものがあったのです。

深夜まで盛り上がった昔話

昨年初めて訪れた憧れの地ドイツでは、恋焦がれていた「ノイシュヴァンシュタイン城」へ訪れることを私は何より楽しみにしていました。お城がドーンと目の前に現れたときの胸の高鳴りは、今でも忘れられません。しかし、旅を思い出すと、一番に頭に浮かぶのは、お城の光景ではなく旅を共にした人と交わした会話でした。

私がドイツを訪れたのはクリスマスの真っ最中。お店や観光スポットのほとんどが閉まっていて、どこにも行けず早めにホテルに戻り、質素な自炊の夕食を済ませるという日が何日か続きました。そのとき旅を共にしていた人と「昔よく聞いていた音楽」「今までに見た心に残る映画」「昔好きだった人のこと」「家族のこと」など、たくさん笑いながら心ゆくまで話をしました。

もしかすると、海外という非日常の中では、思考がいつもとは少し違ってくるのかもしれません。そしてお互い同じ刺激を受け、感性が豊かな状態だったからこそ、普段はできないような深い話ができたのでしょう。ドイツの旅を思い返すと、何よりもこのときの会話が楽しかったという記憶が残っています。

二の次だったカフェでの時間

Photo credit: Mami Nakae「NYC弾丸トラベラー!

続いては、2ヶ月前に訪れたニューヨークの経験から。全世界の流行の発信地であるニューヨークを初めて訪れるということで、私は浮かれに浮かれていました。夢に見たタイムズスクエアは予想通りの煌びやかさで、強い風が吹く中、何枚記念写真を撮ったか覚えていないほど気持ちが高まっていました。ブロードウェイミュージカルを見たときもストーリーは理解できませんでしたが、本場の雰囲気に大興奮していました。

期待していたニューヨークの風景やエンターテインメントは、十分な楽しみを与えてくれ、それはそれで満足できました。しかし旅を思い出すと、蘇るのは最も期待していたタイムズスクエアやミュージカルではなく、旅を共にした人と一緒にスイーツを食べて笑い合ったことだったのです。

甘いものが大好きな私たちは、お互い行きたいカフェを出し合い、濃厚なのにサッパリと味わえるチーズケーキやニューヨーカーに大人気のパンケーキ、現地の店員さんが抹茶をたてて作ってくれたグリーンティーなどを思いのままに楽しみました。旅の計画の中でカフェは二の次と考えていたのですが、最も記憶に残っているのは「おいしいね」と言って笑いながらカフェで過ごした時間だったのです。

旅では期待以上の収穫が必ずある

Photo credit: nori.m「Republic of Palau

私の経験は、一人旅ではなく心を許した相手が一緒だったからこその体験かもしれません。しかし、旅とは得てして期待以上のものを私たちにもたらしてくれるものだと思うのです。未知の国を訪れる際、多くの楽しみを見つけ、期待を膨らませるのは旅へ出る前の醍醐味ですが、実際に旅へ出ると、もっともっと予想もしていなかった期待以上の楽しさがそこにあるはず。

旅を振り返ったとき、その予想外の楽しさが何より思い出深くあなたの心に残っていることに気付くでしょう。そんな旅の新たな魅力を発見したとき、私はさらに旅の虜になってしまうのです。

(ライター:小林香織)
Photo by: nori.m「Republic of Palau

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