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年中無休で更新中! ユーチューバー「ねづっち」のニュース謎かけ制作会社を直撃

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 ねづっちといえば、突然振られたお題に即興で返す「謎かけ」、決まり文句の「ねづっちです!」が有名。4月1日には所属コンビ「Wコロン」の解散というニュースが流れ、話題になった。コンビ仲の悪さは以前から伝えられていたが、本当に解散するなんて……と切ない気持ちになったお笑いファンも多いのではないだろうか。

 ピン芸人として新たな活動をスタートしたねづっちだが、実は昨年からYouTube上に「ねづっちチャンネル」を開設し、日々のニュースを題材にした謎かけ動画を配信している。1本あたり30秒~1分半程度の短い動画が中心で、多いときには1日3本のニュース謎かけがアップされることも。

 最近の一本をご紹介しよう。5月6日配信の動画では、「佐村河内騒動、映画化」のニュースを取り上げていた。冒頭でニュースの概要を簡単に紹介。そして「ゴーストライター騒動っていうのは言ってみればね、トップを走ってんだけど、後ろばっかチラチラチラチラ見ているマラソンランナーみたいな感じですよね」とかける。その心は……

 さすがねづっち! キレキレだ! しかし、右下に小さく表示される視聴回数はアップ後1週間以上を過ぎているのにたったの「143回」(2015年5月15日現在)。1本の動画で数十万回再生される人気ユーチューバーのようには、簡単にはいかないということか。

こうして日々続けられる動画制作と配信は、正月もゴールデンウィークも関係なく年中無休体制で行われているという。いったいその気合いはどこからやってくるのか? 「ねづっちチャンネル」をはじめ多数のお笑い芸人の動画コンテンツ制作を手がける、株式会社メディアブレスト代表の宮谷大さんを直撃した。宮谷さん自身、YouTubeがまだ誕生していなかった2001年からお笑い芸人のネタを動画で配信し続けているというツワモノだ。

 「即興で謎かけを披露するねづっちさんのスタイルが、YouTubeでの日々の動画配信にマッチしているのではないかと考えました」。宮谷さんはチャンネル開設の経緯をそう振り返る。事務所を通じてねづっちを口説き、スタートにこぎ着けたのは昨年9月のことだった。

 謎かけの題材とするニュース記事は毎朝宮谷さんがピックアップし、ねづっちへメールで送るという。その中からねづっち本人が選んだものや、大好きだという読売ジャイアンツに関する話題で謎かけ動画を自撮り。「撮影はiPhoneで行っています。自宅で撮ることが多いようですね」。まさかねづっち本人によるiPhone自撮りだったとは……道理で動画にあまりコストがかかってなさそう(失礼!)なわけだ。

 スタートして約9ヶ月間、なんと元日も含め1日も休むことなくこのやり取りを続けている。これまでに約300本の動画を配信し、総再生数は20万回ほど。「最近になってようやく登録者数が伸びてきました」と宮谷さんは語る。お笑い動画コンテンツで勝負するメディアブレストの熱意はもちろん、ねづっちの「毎日これを続けていけばライブのネタ帳になるから」という前向きな思いもあり、ここまで継続することができたのだそうだ。

 宮谷さんは「毎朝、1歳8ヶ月の子どもを保育所へ送りつつ、ニュース記事をピックアップしています。二日酔いの日はさすがにキツいと思うこともありますね」と打ち明ける。ねづっちから納品された動画にはネタをわかりやすくするためのテロップをのせて公開しているが、一連の作業は宮谷さんをはじめとする3人の会社メンバーですべてこなしている。

 そんなメディアブレストの今後の展望は、お笑い動画をより幅広いメディアへ展開していくこと。5月7日からはauスマートパスで「お笑いTV」という動画配信コンテンツをスタートさせた。ねづっちはもちろん約300組に上る芸人のネタを続々と配信していく予定で、じゅんいちダビッドソンなど今をときめく人気芸人も登場する。また、双子のお笑いコンビ「たっち」による海外向けコンテンツを制作するなど、活躍のフィールドは徐々に拡大しているようだ。

 まさに継続は力なり。「謎かけニュース」という新しいスタイルのユーチューバーとして、ねづっちが再ブレイクする日も遠くないのかも?

※画像はYouTubeから

■関連リンク
「ねづっちチャンネル」-YouTube
「ねづっちチャンネル」より「佐村河内騒動、映画化」-YouTube
「auスマートパス お笑いTV」公式サイト

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