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安い以外の魅力も!旅先で夜行列車を使うべき5つのメリット

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Photo Credit: Dustin Quasar via Compfight cc

TRiPORTライターのレティです。

あまり時間のない人は、旅の移動では飛行機を使うという選択しかできないのかもしれません。限られた休暇を満喫するために移動時間を短くして、旅先に着いたらゆっくりするのも一つの旅のスタイルです。しかし、時間に余裕がある人は、移動自体を楽しんでみてはどうでしょうか?

飛行機の窓からその国を見降ろすよりも、電車に乗って車窓から風景を眺めたほうが、その国を理解できるチャンスが増えるにちがいありません。実はこれ以外にも、電車を使うメリットはたくさんあるのです。というわけで今回は、旅中の電車移動の魅力を伝えるための例として、タイの首都バンコクと北部に位置するチェンマイをつなげる夜行列車を使うべき5つの理由を紹介します。

①とにかく安い

バンコクに次ぐタイ第2の都市といわれているチェンマイは、首都から約720キロ離れており、日本でいうと東京~青森くらいの距離です。バンコクのフワランポーン駅からチェンマイまでの切符は約900バーツ(約3000円)(※)で購入が可能。さらに夜行列車なので、一泊分の宿泊代を払わなくて済むというメリットもあります。貧乏旅行をするなら使わない手はないでしょう。

電車の速度は非常に遅く、チェンマイにたどり着くまで14時間程度かかります。そして、時刻表に表示されている到着時間はあくまでも予測であり、電車が遅れることも珍しくありません。急ぐ人は飛行機に乗るべきですが、時間の余裕があればぜひ電車に乗ってゆっくりと移動を楽しむことをオススメします。

※2等の席の値段です。詳しくはこちら

Photo credit: Letizia Guarini「はじめての一人旅・タイ バンコク

②意外と快適

夜行列車に乗ったことがなかった私は、2等席では絶対に眠れないと思いつつ電車に乗り込みました。日本のキレイな電車に慣れている人から見ると車内はやや古く、私も躊躇しながら席に着きましたが、安さの割にはとてもいいサービスが待っていたのです。

車両の中で晩ご飯も朝ご飯も食べることが可能で、係員さんが席まで注文を取りに来てくれます。電車が出発する夕方の時点では普通の座席ですが、夜になると係員さんがやってきて、その座席と上の引き出しを引っ張って2段ベッドを作ってくれます。そして、新しいシーツ、枕、毛布も出してくれるのです。プライバシーが気になる人は、カーテンを引っ張れば誰にも見られない一人の空間が完成。エアコンや扇風機なども全ての車両に設置してあるので、タイの暑さに苦しまずに気持ちよく眠れます。

③目覚めたらジャングルの中に

環境面への配慮を考えるのならば、移動の際は電車を選ぶべきです。なぜなら、電車は飛行機と比べたらとてもエコな乗り物だからです。旅をするときもエコを意識したいという人は、積極的に電車で移動してみましょう。

また、自然が好きな人が夜行列車に乗ったほうがいい理由はもう一つあります。早朝に目覚めたら、窓の向こう側を覗いてみてください。そこにはタイのジャングルが広がっています。タイといえばバンコクの高層ビルなどの近代的なイメージが強いかもしれませんが、北のほうに足を延ばせば絶句するほど偉大な自然に出会うことができます。

Photo credit: Letizia Guarini「はじめての一人旅・タイ バンコク

④女性一人でもオッケー

女性一人で夜行列車に乗るのは危ないと思う人も多いのではないでしょうか? 実は私もフワランポーン駅で電車を待ちながら「私一人で大丈夫かな?」と心配していました。しかし、駅も電車も旅人で溢れており、一人で旅をしている女性や男女のグループなどの声が駅の中で響き、とてもにぎやかでした。電車には現地の人も多く、その場の雰囲気に入り込むと不安は一瞬にして消えました。

⑤簡単にチケットをゲット

海外で移動するとき、チケットの買い方や乗り換え方法などがわからなくて困る人も少なくないでしょう。しかし、バンコクから電車に乗りたいときはフワランポーン駅に行くだけですぐにチケットを手に入れることができます。夜行列車に乗る場合は予約が必要で、出発の60日前から当日まで受け付けています。チケットを購入し、席を選ぶときには、車窓から夜中や早朝の風景を眺められる下のベッドがオススメです。

また、海外で荷物を預けたくても、どうすればいいのかわからないこともしばしば…。フワランポーン駅にはコインロッカーがありませんが、「Left luggage office」で安く預かってもらうことができます。「Left luggage office」は早朝4時から23時までやっています。荷物のサイズと重さによって値段は変わりますが、20バーツから80バーツ(70円〜280円)程度で、24時間預けることも可能です。

さいごに

バンコクからチェンマイまでの移動は約14時間もかかるので「長い!」と思う人も多いでしょう。実は私もこの電車に乗る前は、どうやって時間を潰そうか考えていました。しかし、電車の中で現地の人や他の旅人と話したり、風景を眺めたり、本を読んだりしているうちに、気が付いたらチェンマイに到着。のんびりとした旅がしたい人は、一度乗ってみてはいかがでしょうか。

(ライター:Letizia Guarini)
Photo by: Dustin Quasar via Compfight cc

チェンマイの旅行記はこちら

*Letizia Guarini「はじめての一人旅・タイ バンコク
*Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ
*Hiroshi Yuri「Thailand Trip 2014

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