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【NYで話題沸騰】元服役囚たちの人生を変えた、熱血教師とフードトラック

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ニューヨークの街中に登場するフードトラック(移動販売車)が、ちょっとした注目を集めている。メープルシロップをふんだんに使った甘いサンドイッチを販売する青年たち。彼らは元服役囚だ。

このフードトラックを彼らに提供しているのは、1人の女性。Jordyn Lextonさんは、ニューヨーク州ライカーズ島にある高校の元教師。彼女の勤めていた学校の学生たちは、みな服役囚だった。

Lextonさんは日々、学生と対峙するなかで「本当の教育とは彼らのために何かを成すこと」という考えを抱いたそう。
その背景には、刑期を終えて社会に復帰した青年たちの再犯率の高さがある。

統計に目を向けると、収監され刑期を終えた服役囚の10人中7人以上が、5年以内に再び罪を犯し、刑務所に戻ってくるという。この再犯率は、先進国の中でもアメリカが飛び抜けて高い。
なお、同国では、16歳〜18歳でも成人と同様の判決が下されるということも補足しておきたい。

私なら彼らを救うことができる!

話をLextonさんに戻そう。現実を目の当たりにした彼女は、教師を辞め、2013年にNPO団体「Drive Change」を立ち上げ、1台のフードトラックを借り上げた。教え子たちにお金の稼ぎ方や社会人としてのモラルを一つひとつ教え、更正を促すためだ。

Snowday Food Truck」と名付けられたそのフードトラックは、いまや毎月$15,000ドル(約180万円)を売り上げるほどに成長した。

ぎこちない手で野菜をカットする青年たち。

看板メニューは、地元ニューヨーク州産のメープルシロップをたっぷり使った特製サンドイッチだ。

現在の従業員は8名、時給$11ドル(約1,300円)で働いている。

じつは、毎月の売り上げのほとんどは、彼らの親元へ送金されている。

最近アシスタント・マネージャーに昇進した、Fred Colemanさんはこう語る。

「自分が稼いだお金で娘たちに好きなモノを買ってあげられるというのは、これ以上ない幸せだよ。それに“フードトラックで働いているんだ”って言えることも、すごく気持ちがいい」

Licensed material used with permission by NationSwell
Reference  : Snowday Food Truck

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