エボラ熱か? ギニアから帰国の男性発熱 国立病院機構・福岡東医療センターへ搬送

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厚生労働省は、18日、ギニアから帰国した男性が発熱したため国立大学病院・福岡東医療センターへ搬送したと発表しました。また、入院した男性の血液を国立感染症研究所・村山庁舎(東京都)に運び、エボラ熱に感染しているか検査を行うと併せて発表しました。

エボラ熱については、検疫法、感染症法を根拠に、感染の疑いが高い場合は、隔離入院して陽性の疑いがなくなるまで経過観察を行うことが義務づけられています。

エボラ熱は、潜伏期間が2週間程度といわれています。血液の献体を提出した国立感染症研究所・村山庁舎の検査で、エボラ熱ウイルスの感染がないこと。入院先の病院で発熱がおさまり、2週間の経過観察の後に、特に変化が見られなければ、陰性として確定され、退院の運びとなります。

隔離が迅速に行われない場合、感染者を増やすことになりかねません。ですが、既に地方自治体でも、感染疑いがある方の搬送と隔離、確定診断が出るまでの対応などが医療従事者の間でトレーニングされています。

今回の搬送は、全国でも例がほとんどありませんが、迅速な判断と対応だと思います。まずは、国立感染症研究所の診断をまつしかありませんが、杞憂であればいいですね。

※写真はイメージ 足成から http://www.ashinari.com/2012/12/07-373882.php

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(執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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