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ケルンに行かないと絶対に飲めないビール、ペフゲン・ケルシュが最高すぎる件

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ドイツ第4の都市、ケルンと言えばケルン大聖堂が有名な場所。駅前にそびえる荘厳な大聖堂や、美しいゴシック様式の建物が残る中心部の街並みは、現代の私たちに、かつての中世やルネサンス期の繁栄を感じさせてくれます。

もともと、ケルンはハンザ同盟の主要なメンバーの一員で、アルプス以北では最大の都市とも言われていました。しかしながら、その繁栄の歴史は第二次世界大戦で発生した空爆と市街戦によって、ほとんどの建物が破壊されてしまいました。

そう、私たちが今、目にしているケルンの街並は戦後、出来るだけ多くの歴史的建築物を復元することを目的として、戦後復興した新しいケルンなのです。

そんな、古き良き時代の建造物と新しい近代的な建物とが混じり合ったケルンには、駅前の荘厳な大聖堂以外に、あまり知られていない名物が他にもあります。

その1つが、今回ご紹介する、この街ケルンでしか絶対に楽しめないビール、ペフゲン・ケルシュです。

・ケルシュとは?
「ケルシュ協約」に調印しているケルン近郊の24の醸造所のビールだけが、ケルシュと名乗ることができるという珍しい原産地統制されたビール。かつての歴史をしっかりと受け継ぎ「ケルシュを注ぐグラスは200mlの円柱グラスとする」など、ケルシュの伝統と品質を守るための16の掟をしっかりと実行しているビール、それがケルシュなのです。

・ヨーロッパ中からケルシュの愛好家が集まる
ケルンに来たら絶対に飲むべきケルシュは何か?という話題になった時に必ず名前があがるケルシュ、それが今回ご紹介するペフゲン・ケルシュ。実際にビールを飲んでいる方々にお話を聞くと、ケルシュを飲むためにわざわざフランクフルトやベルリンから、1ヶ月に1回は必ず来ている、という方もいらっしゃいましたし、イギリスからこのビールを味わうために来たというビール愛好家もいました。

・ここでしか飲めないビール
こちらのビール、業務用としてもケルン市内以外にはほとんど出していないとのこと。その理由は、熱処理をしていない非加熱ビールである、ということと、醸造所が非常に小さいため販路を拡大できていない、という2つの事情があるとのこと。もちろん輸出などは対応していないので、このケルシュを飲みたければケルンに来る以外方法がない、というレアなビールなのです。

・フルーティーな香りと苦みが絶妙なハーモニー
薄い黄金色と純白のきめの細かい泡が特徴のケルシュ。発酵にはフルーティーに仕上がる上面発酵酵母を使い、すっきりと仕上がる低温長期熟成の手法で造られているのが特徴です。上面発酵と低温熟成、双方の長所を最大限に引き出したビールのため、甘く華やかな香りの後に、爽やかなホップの香りと苦味が追い掛けてきます。

ワンコ蕎麦形式で、何杯でもイケル
ケルシュは、シュタンゲ(日本語では小枝の意味)と呼ばれる200mlの円柱グラスで提供されます。グラスが空になるとウエイターさんが、クランツと呼ばれる王冠のような形をした手提げのお盆に乗せてたくさんのケルシュを運んで来ます。新しいグラスに交換するとコースターにボールペンで線が1本、サッと引かれます。実はこのコースターで何杯飲んだか分かるようになっており、伝票代わりになっています。また、コースターをグラスの上に置かない限り、日本のワンコ蕎麦のように次から次へとビールを持ってきてくれるため、心ゆくまで何杯でもケルシュを楽しむ事ができます。

いかがでしたか?ケルンは大聖堂!という印象が強いのですが、もしビールが大好物という方は、ケルンに2、3日ほど宿泊してみてはいかがでしょうか?

かつてのケルンの繁栄を今に受け継ぐ黄金のビールは、戦争という悲しい街の歴史を経て、現代の私たちに時代を超えた華やかで美しい味わいを楽しませてくれるでしょう。

名前:ブラウハウス ズンナー イム ヴァルフィッシュ(Bierhaus en d’r Salzgass)
住所:Salzgasse 5-7 50667 Köln
営業時間:月〜木曜日:17:00 ~ 25:00 / 金曜日:15:00 ~ 25:00 / 土・日:11:00 ~ 25:00
お店のホームページ:http://www.bierhaus-salzgass.de/
ペフゲン・ケルシュのホームページ:http://www.paeffgen-koelsch.de/gastronomien/











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