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高学歴でも「キャリア」と「出産・育児」を両立させる女性が増えている――米調査

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高学歴でも「キャリア」と「出産・育児」を両立させる女性が増えている――米調査

自分のキャリアか、それとも母としての道か――。この二者択一に悩む女性はいまだに多いのでは。米国ではここのところ、キャリアを優先させて出産・育児を避ける傾向にあった高学歴の女性が、子どもを産む割合が増えているそうです。

米ピューリサーチセンターが発表したレポートによると、修士以上の学位を持つ40~44歳の女性のうち子どもを産んでいない人の数は、1994年の30%から2014年の22%へと、この20年で8ポイント減少しています。(文:遠藤由香里)
「子どもが3人以上」が20年で6ポイント増加

この傾向は、特に医師や博士の学位といった高い学位を持っている人に顕著で、1994年は35%だった数値が、2014年は20%に減っています

子どもを産む人の中でも、2人以上産む人が増加しました。修士以上の学位を持つ40~44歳女性の子どもの数は、「1人」が1994年に比べて1ポイント減っているのに対し、「2人」が4ポイントの増加、「3人以上」が6ポイントの増加を示しています。

この20年は、リーダー層やマネジメント層において女性の存在感が増してきた時期でもあります。プロフェッショナルな仕事を持ち責任ある立場にある女性たちが、仕事と家庭の間で悩むケースは増えているのではないかと、レポートは指摘しています。

調査元のシニアリサーチャー、グレッチェン・リビングストン氏はPBSの取材に対し、働く高学歴女性が子どもを産むようになった理由を、次のように推測しています。

「以前は、働いていると母親は子どもと良い関係を築けないという考え方が一般的でした。それが『働きながら母になること』を受け入れやすくなったことが、数値に影響を及ぼしていると思います」

なぜ、働きながら母になることが受け入れられやすくなったのか。記事は理由について言及していませんが、高学歴の働く女性の仲間が増えたことで「子どもを持ちたい」と声を上げやすい状況になった可能性はあります。

子育ての環境もさることながら、女性に対して「母親に専念しないことの罪悪感」のようなものが薄れたという意識の問題もあるのかもしれません。初めは少数だった「前例」を作った女性たちがいて、その存在の積み重ねが「働きながら母になること」を受け入れやすくしたのでしょう。

(出典)Childlessness Falls, Family Size Grows Among Highly Educated Women (Pew Research Center)

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