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ファン待望の近未来SF『ゼロの未来』テリー・ギリアムインタビュー「日本人は上手に“変態さ”を隠しているよね」

―監督の映画というと毎回色々なトラブルが起き、『ドンキホーテを殺した男』の撮影打ち切りの顛末を描いた『ロスト・イン・ラマンチャ』というドキュメンタリーまで作られていますが、今回特にトラブルは無かったのでしょうか?

テリー・ギリアム:「ギリアムの呪い」と言われているやつだね(笑)。今回はプロデューサーが途中で亡くなっていて、作品を彼に捧げている形になっているんだ。この作品の多くのシーンをブダペストで撮影しているけど、そこには多くの犯罪者が投獄されている。そんなのろわれた場所で撮影が無事に終わった事がミラクルかもしれないね。

―本作は「本当の幸せとは?」というテーマでも描かれていますが、監督にとって「幸せ」とは何ですか?

テリー・ギリアム:幸せっていうのは瞬間なんです。「幸せ」という明確な物が存在しているわけでは無くて、太陽が照っている瞬間、友達と良い時間を過ごしている瞬間、そういった瞬間の積み重ねが、僕のほとんど惨めな人生の中に彩りを与えてくれる。この年になると多くの事を求めなくなるのだけど、幸せの瞬間があるから後数年は生きられると思うね。

brazil

―最後に、実はこのインタビュー記事が載る「ガジェット通信」というサイトは「未来検索ブラジル」という会社が運営しています。そう『未来世紀ブラジル』から勝手に名前を拝借しているんです。

テリー・ギリアム:(サイトを見ながら)いいね! どんどん使っていいよ。でも、この名前(『未来世紀ブラジル』)を使うのならば面白い事をどんどんしていかなくてはいけないよ!

―監督の様にずっと遊び続けていきたい、そう思います。今日はどうもありがとうございました!

テリー・ギリアム

『ゼロの未来』
http://www.zeronomirai.com/

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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