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格安スマホ業界にも影響?ドコモとauの新機種発表会

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スマホ業界にとってGW後の恒例行事となっているのが、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアの新機種・新サービスの発表会です。5月13日にドコモが、5月14日にauがそれぞれ2015年夏モデルの発表会を行いました。SIMロック解除義務化スタート後初めての発表会で、両社はいったいどのような端末やサービスを披露したのか見ていきましょう。
格安スマホを意識?ドコモ、ミドルスペックのスマホも発売

ドコモは2015年12月1日より、従来の「ドコモポイント」を進化させた「dポイント」の提供を開始します。全国にある約11,000店舗あるローソンと、dポイント加盟店、「Visa/MasterCard加盟店」及び「iD加盟店」でdポイントを貯めたり、使ったりすることができるようになります。これまで、端末の購入代金や回線使用料などにしか利用できなかったポイントの使い道がぐっと広がります。

ポイントの改定は確かに大きなニュースですが、新機種ラインナップに目をやると今回はハイスペックなモデルだけでなく、やや性能を抑えたミドルスペック帯の商品も発表されていました。

その端末とは、AQUOS EVER SH-04GとXperia A4 SO-04Gの2機種です。どちらも値段について公表はされていませんが、これまで発売されたスマホの中では購入しやすい価格帯での提供を予定しているとのこと。

どちらもAndroid OS 5.0を搭載し、高品質な通話ができるVoLTEや防水機能を有していることから、単純にSIMフリーと比較することはできません。しかし、CPU性能、ROM/RAMの容量だけを見てみると、同端末に勝るとも劣らないモデルは数多くリリースされています。

対抗というと考えすぎかもしれませんが、ミドルスペックスマホとAndroid OSを搭載したケータイ電話(ガラホ)を投入したというのは、多様なニーズに応えるキャリアからの1つの回答と言えるのではないでしょうか?

※Disney Mobile on docomo DM-01Gもミドルスペックスマホですが、他のスマホと比較し、性質が若干異なるため割愛しました。

 

au WALLET、開業1周年。au、本気の物販をスタート!

今年の2月に発売されたAndroid搭載のガラケー「AQUOS K SHF31」。ガラケーを愛するユーザからの支持も高い端末に早くも後継モデルが登場。それがau VoLTE対応 4G LTEケータイ「AQUOS K」です。LTEの高速通信と、VoLTEの高品質通話が利用できるのにもかかわらず、3Gケータイ並みの料金水準を実現。随分と思い切ったプランの登場に驚きの声があがりました。

スマホのラインナップを見ると、ドコモのようなミドルスペックも取り揃えたラインナップではなく、カメラ機能に注力したというハイスペックモデルが並びます。どの端末も魅力的で、SIMロック解除をして「もっと自由に」使ってみたいという欲求を掻き立てられました。

この日の発表の目玉は、拡大するEC市場の成長を受けてスタートさせる「au WALLET Market」。会見のなかで、田中孝司社長は「auは本気で物販を開始します」と声高らかに宣言しました。

2015年5月に累計申込数が1,200万人を突破した「au WALLET」。ここで貯めたポイントを利用し、厳選されたお米や、無農薬野菜などをau WALLET Marketで購入することができます。

これだけを聞くと「ただのECサイト運営?」と思うかもしれませんが、ここで重要な役割を果たすのが「auショップ」です。一般的なECといえば、自分で商品を探して注文するというもので、慣れている人であっても、自分が欲しいものを見つけるのは骨の折れる作業です。

しかし、このau WALLET Marketの場合、近所にあるauショップのスタッフやお客様センターの電話サポートで丁寧な商品説明を行い、日常購入頻度の高い商品や価値提案型の商品をラインナップ。いつものものを「ちょっといいもの」にしてくれます。

これによりauショップはスマホやケータイ端末、グッズなどを売るだけの施設から「生活革命ステーション」へ変容を遂げるとのこと。

au WALLETで貯めたポイントを中心にし、現在の顧客を逃さない施策を次々と企画していっています。

 

MVNO各社の今後は?
昨年、MVNO各社はキャリアの新商品・新サービス発表後の6月頃から新プランや新サービスを発表していました。これはキャリアの施策に対し価値を見出だせず、「どうしようか?」と迷っている人たちの受け皿になったことと思います。

今回も恐らくそうした動きを幾つかのMVNOが見せるのではないかと予想します。「キャリアよりも価格が安い!」として認知を拡大した格安SIM・格安スマホですが、そのフェーズを過ぎ、サポートやサービスといったニーズを求めるユーザ層にリーチしてきていると、春頃からの動きを見ていると感じます。

MVNOが提供するサービスの在り方は今後どのようになっていくのか?1人のユーザとして動向を見守っていきたいと思います。

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