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人間は進化し続けている!米・ジャーナリストが示す「5つの証拠」とは?

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人類は今こうしている間も進化を続けています。しかも、どうやらそのスピードが加速しているようなのです…。

ここで紹介する米・ブルックリン在住の女性ジャーナリストが書いた「Mental_Floss」の記事には、この眉唾とも思えるような説を裏付ける「5つの証拠」が掲載されていました。

 

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シェフィールド大学の動植物科学部門研究者、Virpi Lummaa博士が最新の研究結果を基に、こんなことを語っています。

「進化がずっと昔に起こった出来事のように考えるのは、間違いです。人類の進化を理解するためには、狩猟や採集を行っていた時代を知る必要があります」

驚くことに、私たちの進化のスピードは過去1万年の間に、100倍まで加速。遺伝子が自然や環境要因の影響により変異を遂げているのだそう。以下の5つの事実が、それを裏付けています。

01.
大人が牛乳を飲んでいる

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人類の遺伝子は母親から乳離れをするために、乳糖(牛乳や人間の乳にも含まれる成分)を消化する能力を制限していました。 そのため、大人になってから牛乳を飲むと、お腹をこわしてしまうことが当たり前でした。

しかし、牛、羊、ヤギなどを家畜として飼い始め、牛乳の生産が始まり、それを飲むようになったことで効率的に栄養素の補給ができるように進化。現在では、牛乳を飲んでお腹を壊す人の数は大幅に減っているのだそうです。

02.
親知らずがなくなりつつある

Dave's teeth! Show me that smile again!

Photo by m01229

人間の祖先は、根、木の実、葉など固いもの食べる生活の影響で、現代人よりもはるかに大きな顎を持っていました。肉を引き裂いて食べるたび歯がすり減っていくため、親知らずなどの臼歯が発達・進化してきました。

しかし、今は食べ物を道具で簡単に切ることができます。柔らかいものも増えたため、顎も小さくなりました。そのため、親知らずが生える場所も無くなってしまったそうです。
一説には、人口の約35%が親知らずを持たずに生まれてくるそうで、いつかは完全に消えてしまうのだとか。

03.
感染症に対抗できる
遺伝子が急増している

 

U.S. Army medical researchers take part in World Malaria Day 2010, Kisumu, Kenya April 25, 2010

Photo by US Army Africa

ウィスコンシン大学の人類学者John Hawksの調査チームは、過去4万年で、新しく生まれた遺伝子を約1,800個発見した。その多くは、マラリアなど感染症に対抗するために生まれたものだそうだ。

新しく生まれた遺伝的変異体は、アフリカ地域で急速に広がっており、同時に都市部で生活する人々の間でも、結核やハンセン病に対してより耐性のある遺伝子変異体が急増しているといいます。
「これは進化の歴史の中でもとても素晴らしい事例。環境の変化に応じて、遺伝子が素早く順応している証拠だ」とは、ロンドン大学で、生物科学を研究しているイアン・バーンズ博士の弁。

04.
脳が小さくなっている!

 

Brains!

Photo by Hey Paul Studios

人間は、他の動物たちよりも大きな脳を持っていますが、実際には大幅に縮んでいるのだそう。脳の平均体積は、過去3万年の間に約1,500㎤から約1,350㎤に減少。これはテニスボール1個分ほど減っていることに。

その影響については複数の推論があり、 脳の縮小によって私たちは愚かになっているのだという研究者もいます。歴史的に見れば、社会がより大きく複雑になるにつれ、脳が小さくなる傾向があるそうで、社会の発達によって知性を利用せずとも生存できるからだと考えられているのだそう。

しかし、より有望なのは小さい脳の方がより効率的であるという理論です。縮小していく中で脳内の神経回路の配線も最適化。その結果神経伝達もスピードが速くなり、攻撃的な性質も弱くなっているのだそう。
協力しあって問題解決をするためには、小さい脳のほうが効果的と言えるのだとか。

05.
青い目は進化の証?

La meraviglia di una retromarcia sbagliata

Photo by Look Into My Eyes

人類の目は、もともとすべて茶色。理由は定かではありませんが、約1万年前に黒海の近くに住んでいた人々の遺伝子変異により、青い目を持つ人間が生まれたと言われています。

この目の色によって分かる事実は幾つかありますが、その1つが実父を確定するために効果的だということ。 2人の青い目を持つ親から、茶色い目の赤ちゃんが生まれることは不可能です。 そのため、かつては父親として実子であることを確かにするため、パートナーにも青い目の女性を求めたということもあったのだとか。

現在でも、茶色い目を持つ男女にとっては、目の色で好みが大きく変わることはあまりないそうですが、青い目の男性はというと、茶色の目の女性よりも青い目の女性を魅力的に思う傾向があるのだそうです。

結論が出ていない要素も多く、証拠としては弱い部分もありますが、人間という動物が刻一刻と変化しているのは、間違いなさそうです。

Licensed material used with permission by Mental_Floss

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