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『平家物語』現代語訳の決定版、ついに刊行!

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●原典を完全理解できる現代語訳
 おなじみ「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」に始まる名調子で、平家一門の興亡を描いた『平家物語』。
 清盛、義経、那須与一、壇ノ浦……など、よく知られる人物やエピソード満載の言わずと知れた日本古典文学の名作ですが、なにしろ巻第一から第十二まである長編。全文を読破したことのある人というと、かなり少ないのではないでしょうか。

 『平家物語』は、能をはじめとする古典芸能や、後世の文芸に多大な影響を与えてきた作品。日本人としてはぜひ通読しておきたい、教養作品のひとつです。

 この名作の原典を完全理解できる現代語訳に、作家であり国文学者である林望氏が挑み、新刊『謹訳平家物語 一』(祥伝社)が発売されました。

 「謹訳」とは、著者の造語です。
 原典に限りなく忠実に、かつすらすらと現代小説を読めるように訳していくシリーズで、古典知識や当時の常識を適宜補いながら、原典の面白さを謹んで存分に表現することを意味します。
 このシリーズの第一弾である『謹訳源氏物語』全十巻は、源氏訳の決定版と大きな反響を呼び、毎日出版文化賞特別賞を受賞しました。

●平家の栄華と衰亡の物語
 作家・池澤夏樹氏も「高雅と卑属の間を自在に行き来するこの新訳の文体は素晴らしい」と、本書『謹訳平家物語』を推薦。一読、スピード感ある原典の特徴を生かした文体に加え、作品にちりばめられている仏教思想・哲学までが平易にわかりやすく訳されており、今回も、間違いなく決定版といえる内容と面白さ。一気に読んで、涙します。

 第一巻は、祇園精舎、祇王、俊寛沙汰などの巻第三までを収録。平安の世、宮廷社会に地歩を築いたその栄華と衰亡の物語が始まります。

 全四巻の書き下ろしで、二巻は9月、三巻は12月、完結の第四巻は2016年4月刊行の予定です。

 なぜ、平家物語が後世の文芸に多大な影響を与えてきたのか。

 この謹訳をとおして、その理由を、味わいを、ぜひ存分に堪能してください。
(新刊JP編集部)


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