体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

米・トップモデルが語った真実。「ルックスがすべてじゃない。外見で仕事をしてる私がいうんだから、本当よ」

150508_fashionmodel-speech

「正直に言うけど私は、遺伝子の宝くじに当たっただけ」。そう語るのは、ファッションモデルとして活躍するキャメロン・ラッセルさん。 キラキラと輝く華やかなモデルの仕事には、憧れの気持ちを抱く人も多いものです。

th_shutterstock_137181929

しかし、彼女は「Ted Talks」でモデルの意外な実情について、包み隠さず告白しています。

普段私たちが見ている「ルックス」とは何かを、考え直すきっかけになるかもしれません。スピーチの内容を簡単にまとめると、

1.ルックスは単なる「マスク」に過ぎずとても表面的なもの。しかし、生活に大きな影響を及ぼします。

2.モデルになれるかどうかは、自分で決められることではない。
夢を持つのは素晴らしいけど、自分の力だけではどうにもならないこともある。

3. 彼女はモデルだからこそ、見た目ひとつで周りの反応が変わることに多くの不安を抱えている。

ルックスは単なる 「マスク」に過ぎない

このイベントのテーマは、「勇気」です。だから今日は、モデルの仕事やルックスのことについて、本当のことを話したいと思っています。 私がこのステージに立てているのはなぜかと言うと、顔立ちのよい白人だからです。

両親やそのまた両親、もっとさかのぼるかもしれませんが、彼らのルックスはたぶん整っていたと思います。私はただ、その遺伝子を受け継いだだけです。 今の時代、皆に「美人だね」と言われるには、たくさんのことが必要です。第一に健康的で、若くなくてはなりません。それから均整の取れた顔立ち。長身ですらっとした体型が近年ますます好まれていますし、女性らしさも大切でしょう。

そして、何より「白い肌」が必要です。 ニューヨーク大学の博士課程で学ぶある大学院生が、ランウェイを歩くモデルが何人いるか、人種別に数えたことがあります。 その結果によると、全員で677人いるモデルのうち、白人以外の、例えば黒人やアジア人といった人種は、4%未満のたった27人だけだったのです。ルックスは簡単に変えられるものではなく、しかも生活に莫大な影響を及ぼします。見た目が与えるイメージは強烈だけれど、同時にそれは単なる表面的な事柄にすぎないと、私は考えています。

モデルになれるかどうかは、
自分が決められることではない

th_shutterstock_124063828

きれいな洋服をきてにっこり微笑み、雑誌やテレビに出ることができるモデルという仕事は、とても人気があります。

だから、私はよく少女たちに、「大人になったら私もモデルになれますか?」と聞かれます。 そんな時は、決まってこう答えます。「さあ、それは私が決めることではないわ。」そして、「どうしてモデルになりたいの?」と聞き返します。「他にもいろいろな仕事があるわ。大統領とか、次世代インターネットの発明者、あるいは忍者に外科医、それから詩人なんてどう?」と。 それでも「絶対にモデルになりたいの」と少女が言うなら、「だったら私のボスになるといいわ」と答えます。

1 2次のページ
TABI LABOの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。