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「言葉に重みを持たせるには?」今すぐ実践したい10のコミュニケーション術

150305_change-life-vol-43 ジョンキム

ジョン・キム

作家

作家。韓国生まれ。日米英で教鞭をとった後、2004年から2013年まで、慶應義塾大学特任准教授を務める。著書に『媚びない人生』(ダイヤモンド社)、『時間に支配されない人生』(幻冬舎)、『断言しよう、人生は変えられるのだ。』(サンマーク出版)など多数。2013年からは、パリ、バルセロナ、フィレンツェ、ウィーンに拠点を移し、執筆活動中心の生活を送っている。『社会人版キムゼミ』を主宰しながら、元音楽プロデューサー四角大輔氏と今年3月に開設したオンラインサロン『Life is Art』が人気を呼んでいる: life-is-art.jp/

人間関係において問われるのは、自分の感情をコントロールできるか。そして、相手の感情まで深く理解できるかどうか。極めて難しいことではあるが、いわゆる“デキる人”はこれができている。

今回は、彼らが実践しているコミュニケーション術を10個紹介する。

 

01.
重要なことは、話すことではなく聞くこと。

change life

しゃべることは実は難しい。相手が聞く耳を持たないとき自分を語ると、それは単なる自慢話になりかねない。しゃべることは危険であり、不利なことでもあるのだ。だから、聞かれる前にはできるだけ言わないようにする。自分に対する注目が相手に生まれるまで自分を見せびらかすことはしないように心がけるのだ。

02.
人間は自分自身を理解しているとは限らない。

とりわけ若い人は自分の内面と向き合う機会が少ない。また、それは難しい。自分が未熟であるということがわかっているだけに、そういう未熟な自分と向き合おうとしないのだ。怖くなるのだ。そこで、見て見ぬふりをして自分の内面と付き合っていたりするのだが、これは30歳、40歳になっても意外に変わらない。意識をしなければ、50歳になっても60歳になっても変わらないかもしれない。

03.
自分の場合はこうだったとか、共通の知人がいるとか、アピールをしない。

change life

何もかも自分自身に関連づけることはやめる。自分に関連づけず、自分を抑える。相手の話が終わるまで聞くことに徹するのだ。できるだけ相手の得意なテーマに話を持っていき、主役は譲る。相手が得意なことを語ってくれると自分自身は学びの材料がたくさん生まれてくるので、いろんな意味で得をする。

04.
聞くことは観察すること。語ることは観察されること。

相手が言葉で表現し切れない部分まで聞こうとする。心の声を聞くことを心がける。深く聞くと相手に対する深い理解が生まれ、相手との間に厚い信頼関係が生まれる。相手の話を深く聞くことはリスクヘッジにもなるのだ。

05.
自分が語るときは、椅子を差し出し、相手に座ってもらえるような感覚で語る。

椅子には最低三つの脚が必要なように、相手の話をひとつの椅子だとすれば、内容を3つのポイントに構造化するといい。すると、相手はその椅子に気持ちよく座ることができる。心がけるべきことは、相手以上に相手の考えを理解し、相手以上に相手が語りたかった言葉を理解しようとする姿勢なのだ。

06.
体験に思索を加えると、洞察になっていく。その洞察を書き残していくと、それがいずれ自分の哲学の素材になっていく。

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