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デンマークではテスト中にGoogle検索可能!インターネットで変わる未来の試験の形って?

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「暗記なんてもう古い!だってGoogle先生に聞けばいいじゃないか!」そんなセリフを心の中で叫びつつ、多くの人がしぶしぶテストのためと暗記を続けているかもしれません。

しかし、そんな心の声が現実になる日が近いのかも…。

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4月30日に放送された「BBC Radio 4」で、イギリスの試験管理委員会「OCR」のエグゼクティブMark Dawe氏がこんなことを発言して話題になっているようです。

「今後、テストでネット検索を使用する流れは避けられないだろう。試験は、何を学んだかを計るものであり、就職やより深い学習のために必要なことでもある。それに、現実世界での学びがどんなものかを認識させるものでもある。学生達が普段勉強をする際に検索エンジンを使うようになっているのは明らかだ」

試験をつくってる人がこんな発言をしたってことは、イギリスでも実際にネット検索が試験に導入されるのかも?でも、やっぱり反対意見もあるようです。

勉強しなくなるのでは?

英「The Telegraph」誌には、「テストにネットを使っていいのなら、何も学ぶ必要がなくなるのでは?」なんて意見も。確かに既存のテストの形式で検索が自由に使えるようになるだけというのは問題がありそうなもの。

しかし、実際に導入されている国での評価は高く、テストの方法もただ検索してその答えを書けばいいという単純なものではなくなっているようです。

デンマークでは導入済み!

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デンマークでは、2009年に14カ所の高校でテストの際のインターネット利用が導入、はじめは試験的な導入でしたが、その後制度の拡大が決定しています。

実際にテストを行った教師達は以下のようにコメント。

「私たちは現実世界のことを学校の中に取り入れようとこの試験を導入しています。生徒は宿題をする際にネットで参照した情報を使っています。だから、もっと現実に寄り添った形でテストを行う必要があるんです」
Reference:VentureBeat

「丸暗記という考え方より、情報を咀嚼して通訳するような能力が必要です。私たちは生徒達に、ただ繰り返すだけの学習法ではなく知識を使ってほしいと考えています。そのためにテストでインターネットを使うというのは自然な方法なのではないでしょうか」
Reference:DANISH MINISTRY EDUCATION

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もちろん、テスト中の翻訳ソフトの使用は禁止。アクセス履歴も管理されるため、単純なコピペやチャットなどは防止できるようです。さらに、今後はテストもディスカッション形式になっていく可能性があり、カンニングという概念自体が古いものになっていくかもしれません。

南デンマーク大学でeラーニングプロジェクトをリードするLise Petersen氏はこんなことを語ってます。

「テストするべきなのは分析と問題解決の能力であって、トピックに対して議論をする力です。カンニングによる不正を防ぐためには、テストの形式を変えて、検索が必要なテストに切り替えればいいんです。それが私たちが考えるべきこと」
Reference:Time Higher Education

テストでググれる!と考えると、暗記が苦手な人にとっては嬉しい限り。しかし、テスト自体も複雑になってレベルが上がっていく可能性は十分考えられます。

今後どんな形式のテストが主体になっていくのかわかりませんが、入学試験の形式もネットを利用するものへと大きく変わっていくのかも。だとしたら、どんな問題が出題されるようになるのでしょうね…。

Reference:BBC Radio 4 ,  DANISH MINISTRY EDUCATION ,
Time Higher Education ,VentureBeat 

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