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「休学者」向けコミュニティ支援サービスが登場 家族からの「資金調達方法」も指南

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休学中の学生同士が集まって交流するという、新しいコミュニティサービス「Qコン」が、この春からスタートする。公式サイトによると、対象となるのは現在休学中の学生と、休学したいと考えている学生だ。

「休学したいけど(しているけど)、友達や家族の反応も気になる」
「留学や長期インターンをしてみたいけど、就活のことも気になる」

そんな学生たちが、休学だけでつながった友達「キュフレ」を作って、休学期間をより充実したものにするというのが趣旨だ。利用料金は無料。「NEET株式会社」などで知られる慶應義塾大学特任助教の若新雄純氏も、パートナーとし企画に携わっている。
都内の5階建てビルを「溜まり場」として解放

運営は留学サポート事業や人材紹介業などを行っているベンチャー企業、NEXT IMPACT社が行う。集まった休学者が同社のサービスを使ってくれることを期待しているが、「別に無理に利用する必要はありません」。まずは休学者同士が仲良くなることが目的だとする。

同社は東京・早稲田にある元家具店の5階建てのビルを借り、休学者に解放。会員になれば、ラウンジやセミナールームなどを無料で利用することができる。グダグダ雑談するだけや暇つぶしで使うのもOKで、まさに「豪華な溜まり場」といった感じだ。

合わせて休学者に向けて、休学コンサルティング・サービスも行う。「休学スタートアップ支援メニュー」というもので、学生の「ステークホルダー」である親への交渉・説得方法や、祖父母からの「休学中の資金調達方法」などを指南する。

休学中の主なサービスとして、前出の留学やワーキングホリデー仲介のほか、企業インターンシップやアルバイトなどの情報提供、文化活動のサポートを行う。さらには休学後の就職の支援まで行うということで、休学者を全面的にバックアップする内容となっている。
キュフレがいれば「自分も大丈夫」と思える

NEXT IMPACTの川本恵太代表は、「現状では学生が社会に出るにあたって参考にするのは、会社説明会や親の話だったりする。それではあまりに情報が少なすぎる」と指摘。学生が社会に出て自分が何をしたいのかや、自分の強みを知ることができていないという。

一方で、好きな仕事をしている30~40代の中には、学生時代に休学をして留学など様々な経験をしてきた人も多い。今回の「Qコン」では、そうした休学の先輩も紹介する。

「『道から逸れているように見えるけど、実はそれがよかった』という実例を見せていきたい」

休学期間中の友達「キュフレ」も重要なポイントだ。休学すると卒業が遅れて就職にも影響するのではと不安になってしまうが、同じように休学している友達がいれば「自分も大丈夫」だと思えるようになるという。

一人で悩んでいるよりも、友達に相談した方が発展性もあるだろう。川本代表はQコンでは、ビジネス的な採算はそこまで重視していないと明かす。まずは5月22日と6月2日に都内で説明会を実施。定員はそれぞれ30人程度ということだ。

「現在もがき苦しんでいる人や、どうしていいか分からない人が、ゆるい感じに集まり、大人たちと接していく中でどう変化していくかが楽しみですね」

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