デカすぎると話題の1.7kgやきとり缶詰……実は45年前から発売されていた!
缶詰やレトルトパウチ食品の製造販売を行う、株式会社ホテイフーズコーポレーションの「ほていのやきとり」大型缶がネット上で話題だ。
同商品は、国産鶏肉を炭火で焼き上げた同社の人気缶詰商品「ほていのやきとり」の業務用大型缶。通常の家庭用商品は85g(固形量55g)だが、大型缶は1,750g(固形量1,200g)と約20倍の大きさ。価格はオープン価格。市場価格は3,000円程度(税別)。
Twitter上では「大食い選手権で使って欲しい逸品」「焼き鳥缶で作った親子丼が好きなので、これで飽きるほど食べたいわ」などの声が上がっている。
なぜ大型缶を開発したのか。株式会社ホテイフーズコーポレーション・販売部商品企画課の大木泰人さんに話を聞いてみた。
「実は家庭用商品が発売されるよりも前に、業務用大型缶が1970年7月に発売されていたんです。業務用大型缶は長期間常温保管できて、大人数向きなので、自衛隊などに適しているのではないか、との狙いで誕生しました」と、家庭用商品よりも大型缶のほうが先に登場していたと明かす。
この大型サイズの開発について、「缶詰は密封後、加熱工程を経て常温保管が可能になります。その際、中心部まで熱を加える必要がありますが、大型缶では過剰な熱を必要とし、それにより中身の色が濃くなり、肉質が固くなってしまうという問題がありました。そこで、缶詰自体を回転させながら熱を加えることで、熱が効率よく均一に伝わり、品質が向上したんです」と苦労したエピソードも教えてくれた。
内容量は20人分以上あるようで「大人数が集まるシーン(パーティやキャンプなど)で使うのがおすすめです。開けてみると予想以上にインパクトがありますよ。開封後は食べ残りを冷蔵庫に入れ、早めに食べきってください」とのこと。ちなみに、サイズが大きいため、やや大きめの缶切りを使用したほうが開封しやすいそう。
「弊社ホームページにやきとりを使ったレシピを多数掲載中です。ご飯やサラダ、麺類、炒め物など幅広い料理に合います。缶詰は既に熱が通っているので忙しいときにぴったり! 味がしっかり染み込んでいるので、味付けで失敗することもありません。ぜひ自分のお気に入りのレシピを探してみてください」と語る。大容量ならいろいろなレシピを試せそうだ。
大型缶のやきとりを大人数で楽しんでみてはいかがだろうか。
■関連リンク
・「ほていのやきとり」大型缶 商品ページ
・お嬢様聖水の真意に直撃
・話題の「最強ベーコン」を作ってみた
気になる話題を独自の視点でお届けするニュースメディア
ウェブサイト: http://jp.news.gree.net/media/scoopie-news
TwitterID: GREE_news_jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。