周りにも必ずいる?「厄介な人」「面倒くさい人」との接し方

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周りにも必ずいる?「厄介な人」「面倒くさい人」との接し方

職場での人間関係であれば自分の判断で避けることはできない

人の質問に質問で答える、細かく説明しなければわからない、常に上から目線、命令口調、話が通じないなど、いわゆる厄介で面倒くさい人が少なからず存在します。こうした人を相手にする場合、余計な手間や時間がかかり、精神的に疲れてしまいます。

これが職場での人間関係であれば自分の判断で避けることもできず、仕事にも影響がでるでしょう。また、その人に関わるたびに振り回され、次第に周囲の人間関係もギクシャクしてきます。

対応を間違えれば、自分がいじめなどの標的になったり、相手を責め続けて精神的に追い込んでしまうような事態も考えられます。では、このような人にはどう対応すればいいのでしょうか。

上手く対応できるような対処術を身に付ける必要がある

面倒くさい人に振り回されている状況を考えてみると、相手の言い方や主張だけを聞いていて、考えなどを意識していないことに気づくはずです。つまり、自分が相手の話を聞きたくないため、対応することが面倒だと感じているのです。例え同じように面倒くさくても、自分が好意を持っていたり、興味がある人には何とか理解するよう努めます。

そもそも、面倒くさい人は、自分の中に強いこだわりがあります。これは、自閉症との関連が深いとされていますが、こだわりがあるからこそ、癖の強い特徴的な話し方になります。しかし、面倒くさいと思うような人でも、職場などでは避けてばかりいられません。また、対応を間違えれば自分の不利益になるため、どんな人でも上手く対応できるような対処術を身に付けておく必要があるでしょう。

客観的に相手の話を聞くように意識する

対応を間違えないためには、相手の特徴や話し方の癖といったポイントを知る必要があります。ポイントを知るためには、相手の話に振り回されるのではなく、なぜ、そうした話し方をするのか、客観的に聞くようにしましょう。相手の話を分析的に聞いてみると、面倒だと思って対応することもなく、同意できるかを別にすれば、相手の言わんとしていることも納得して聞くことができるようになります。

また、相手の話に振り回されないためにも、付き合っていられる状況でないことを時としてハッキリ相手に伝え、認識してもらう必要もあります。自分が傷つかないように、相手を傷つけないようにと恐る恐る接するのではなく、自分の態度を明確にすること。それができれば、相手も人の話を理解し、面倒だと思う度合いは変わらなくとも、円滑な人間関係を構築できるのではないでしょうか。

(宮本 章太郎/心理カウンセラー)

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