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テスラモーターズが家庭用の壁掛け「ソーラー充電池」を発表。手頃な値段で家の電力を全てまかなえるってホント?

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4月30日、テスラモーターズから家庭用ソーラー充電器「Powerwall」が発表されました。ソーラーパネルと併用し、蓄電器を壁がけするだけで利用できるとあって、世界中から注目を浴びています。

でも、実際に見てみると値段は3,000ドル(約36万円)からと決して気軽にできる買いものではありませんよね?では、一体何がそんなに凄いのか…。これまでのソーラー家電の仕組みと比べてみるとわかりやすいかもしれません。

とにかく破格!

 

Reference:Mashable

今回発表された家庭用のPowerwallの充電容量には2種類あり、10kWhと7kWhのものがあります。

それぞれ価格は3,500ドル(約42万円)と3,000ドル(約36万円)となっていますが、国内で販売されていた従来の蓄電器がいくらかと言えば、およそ3倍近い値段が相場。容量も少なく、壁がけもできなかったため、エアコンの室外機みたいにゴツいボックスが幅をとってしまうというデメリットがありました。

でも今回の製品であればマンションの外壁に設置するなんてことも不可能ではありません。 重さは100kgと結構ありますが、サイズに関しては、130cm(縦)×86cm(横)×18cm(厚さ)と薄型。

Reference:Mashable

1日の電力を
ソーラー充電でまかなえる

 

Reference:Mary Smith

容量もこれまでと比べ大幅にアップしているよう。経済産業省が発表している統計によれば、2012年度の日本の一般家庭の電力使用量は一日あたりおよそ平均11.5kWhほど。大型のタイプであればそのほとんどをソーラー充電池でまかなえる計算になります。

また、電気系統と繋ぐことで、電気料金の安い時間帯を自動的に選んで充電することも可能。大きな節約効果が期待できそうです。

10年保証の凄さ

さらに、リチウム蓄電器の寿命は5年〜10年以内と言われているもの。設置費用と交換コストを考えるとそこまでプラスになることもないのでは?なんて声もありました。

しかし、今回テスラモーターズでは各製品に対して10年保証のサービスを行っている模様。それだけでも安心感は大きいですよね。

自然エネルギーを使った暮らしが
世界のスタンダードに?

 

Reference :Ramez Naam

家庭の電力を全てまかなうことは勿論、普及されることで世界中の電力需要も次第にソーラー電力で賄えるようになるとイーロン・マスクCEOは語ります。

今、世界で消費されている電力量は毎年20億kWhほど。再生可能エネルギーにシフトすれば、化石燃料への依存を早い段階でなくすことができるだろうと見解を示しているようです。

製品へのメッセージを掲載しているTreeHouseのジェイソン・バラード氏は、以下のようにコメント。

「近い将来、再生利用可能エネルギーを蓄電できるバッテリーは各家庭が当たり前に持っている世の中になる。それこそ、給湯器や食洗機みたいにね」

最近は、自動車のバッテリーを使って自力で蓄電に挑戦するという人も増えつつあるようですが、文字通り自動車の開発を進めているテスラモーターズが開発したこの製品があれば、将来的に自宅の電気を全てソーラー充電のみでまかなうことも不可能ではないかもしれません。

Reference:TESLA , 経済産業省

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