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マニアゲー「絶対フォント感」でスキルup!?

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「いったい誰が喜ぶんだよwww」と声をあげたくなるほど、マニアックな迷作がちょくちょく見つかるスマホゲームの世界。その多くは人知れず埋もれてしまいがちだが、なかにはマニア向けの枠を超え話題となる作品もある。その好例が、今年3月にリリースされスマッシュヒットとなった「絶対フォント感」(Android/iOS対応)だ。

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耳で聞いただけで、音の高さを正しく認識する能力を「絶対音感」と呼ぶことは、知っている人も多いはず。タイトルの「絶対フォント感」とは、いわば絶対音感のフォント(書体)版。ゴシック、明朝といったフォントの種類を見ただけで当てる能力を鍛えることがゲームの目的だ。

「フォントの種類なんて見ればすぐわかるでしょ?」と思ってしまう人は、明らかにこの道の素人。確かにゴシック、明朝、ポップ体くらいなら誰でも見分けることができるが、雑誌やポスター、製品パッケージなどの印刷物で利用されている日本語のフォントは数千種以上。明朝系だけでも太さやニュアンスなど微妙に形が違うものが多数流通している。

ゲームは、画面に並ぶフォントの中から種類が異なるものを選ぶ「間違い探し」と、最初に表示されたフォントを記憶し次の画面から選択する「覚えて当てて」の2種類。最初のうちは比較的簡単に正解が見つかるが、レベルが上がるにしたがい、同じ書体で太さが違うものを探すなど、よく見比べないとわからないようになっていく。仕事柄、様々なフォントを扱っている筆者でも、レベル10を超えるのはかなり難しかった。

とはいえルールはとても簡単なので、これまでフォントに興味がなかった人でも十分楽しめるはず。間違い探しで遊んだり、付録的に用意されている、フォントの歴史や豆知識を学ぶ「マニアッククイズ」に挑戦したりするうち、これまで気づかなかったフォントの奥深さや面白さに気づくという点では、非常に良質な教育アプリともいえるだろう。

このゲームを開発したCygamesの担当者に取材したところ、デザイナーでもフォントに精通した人が意外と少ないことに気づいたことがきっかけで、今回の企画を思いついたとのこと。

「このアプリを通じ、世の中のデザイナーまたはデザイナーを目指す方が、フォントに興味を持ち、日本のデザインが少しでも良くなれば幸いです」

という、実に真摯なコメントも頂戴したのだが、デザイナーに限らずその他の職業に就いている人でも、フォントの種類と違いを理解しておくのはとても有益。ビジネス文書でも、フォントをちょっと使い分けるだけで印象が随分と変わってくる。印刷物やWebページを見て「このフォントは○○だね」と、軽く知識を披露すれば、デザインに詳しいオシャレな人として、好感度もアップするのではないだろうか?

(石井明朝郎)

記事提供/『R25スマホ情報局』
(R25編集部)

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