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子どもの勉強ぎらいは、親そのものに原因があった!?

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 子どもに「勉強しなさい」と言ってもなかなか勉強してくれない。
 勉強を始めてもすぐにやめてしまう…。
 親の心はなかなか子どもに届きません。子どもが「勉強ぎらい」をなおして、自分からすすんで勉強してくれるようになるにはどうすればいいのでしょうか。

 “やる気スイッチマン”の異名を持ち、これまで1000組以上の親子と関わってきた大塚隆司さんの著書『自分から勉強する子の親がしていること』(さくら舎/刊)はまさにその悩みを解決してくれるための一冊。
 本書は3つの章に分かれており、「まずは一緒に勉強する」「勉強が好きなるための成功体験を作る」「自分から勉強するようになる」と順を追って自ら勉強をする子どもになるための手助けをしてくれます。
 今回は第一章の「まずは『一緒に勉強する』ここからはじめる」から、子どもが勉強にポジティブになる秘訣をご紹介しましょう。

■勉強時間の「はじまり」と「終わり」に隣に座る
 大塚さんは、子どもが勉強をしている間は隣に親がいることが望ましいと言います。そこには親子双方に以下のようなメリットがあります。

・親が近くにいるので子どもは安心して勉強できる
・子どもが勉強している姿を見ることで親が安心する

 さらに、このほかにも、子どもにとって「わからないところがすぐに聞ける」「できたらすぐにほめてもらえる」「勉強が嫌になったときに声をかける相手がいる」といった良い効果もあります。
 よく、「リビングで勉強する子どもは成績がのびる」と言われますが、その理由はこうしたメリットがあるからです。
 では、ずっと付きっきりでいられないときはどうすればいいのでしょうか?
 大塚さんは「時間がないなら、始まりと終わりだけでいい」と述べます。勉強を始めるときには「じゃあ、一緒に勉強しようか」と隣に座って勉強を始め、子どもが波に乗ってきたら「晩ご飯の準備をしてくるからキッチンにいるね。何かあったら聞いてね」といって席を離れ、勉強時間が終わる頃になったら隣に座り、「よくがんばったね!」とねぎらうのです。
これは、心理学の初頭効果(物事の最初が人の印象に残りやすい現象)と新近効果(最後の物事が人の印象に残りやすい現象)を応用したやり方で、はじまりと終わりだけでも隣に座っていれば、親が隣に座って一緒に勉強したという印象を持ってくれるのです。
 親が隣にいることは、子どもに安心と安全をもたらします。そこから子どもは次の一歩を踏み出し、学年があがるにつれて、徐々に自分の部屋で勉強し始めるようになります。

■勉強をしている間は笑顔でいる
 子どもが勉強している間は、親は笑顔でいることが大事です。
 そもそも勉強というやりたくないことをしているのに、親が眉を吊り上げて怖い顔をしていたら、雰囲気は悪くなるばかり。逆に親がニコニコ笑っていれば、子どもにとってそれはうれしい時間になり、のびのび、リラックスして勉強をします。
 目的は勉強を好きになってもらうこと。そこに怖い顔を出したら、嫌になるばかりですよね。子どもが勉強している間は、笑顔でいるようにしましょう。

 本書は大塚さんの体験談をもとに、子どもが勉強好きになり、自立していくための手助けをする方法を教えてくれます。勉強そのものが好きになれば、ぐんぐん成績は伸びていくはずですし、将来の選択肢も広がっていくはず。
 「子どもが自分から勉強してくれない」と困っている親御さんにとっては、大いに参考になる一冊です。
(新刊JP編集部)


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